日々の暮らしのなかのささやかなことがらを独自の視点で切り取り、世界を新たにつくりあげていく――。切り絵やコラージュ、ドローイング、緻密な鉛筆画や水彩画。それぞれの手法とユニークな世界観で本誌の誌面を彩るアーティストふたりの個展が開かれる。



1. 加藤 大『GREEN SUNDAY』


「日常の中にある美しいものたち、あるいは軽やかなロマンス。日々の暮らしをモチーフに、緑に包まれる日曜日のようにおだやかな世界を、様々な紙や花びらを用い、コラージュやドローイングで製作しました」と加藤大さん。



《GREEN SUNDAY》

ILLUSTRATION BY HIROSHI KATO



《GRREN CRAB》

ILLUSTRATION BY HIROSHI KATO



 静かで優しく、重力の感じられない世界観に、エモーショナルなドラマがそこはかとなく漂う。極薄の紙を立体的に扱ったり、朽ちた花びらをこまやかに重ねて洋服のドレープを表現したり。加藤さんならではの繊細を極めた表現を見られるのも個展ならでは。日常に散りばめられた記号、言葉にならない感情、不可思議さ。見る人はそれらを自在に紡ぎ、自分だけの物語をつくる楽しさを味わって。




プロフィール

加藤 大(HIROSHI KATO)

イラストレーター、画家。挿絵や書籍装丁ほか、ショップの壁画やウィンドウ・ディスプレイ、アイテム制作などで活躍。本誌2017年6月1日号「真珠の憧憬」では、大胆かつ繊細な切り絵とドローイングで、ジュエリーの魅力を引き立てた。

www.visiontrack.jp/hiroshi-kato

Instagram:@hkatoo   



『GREEN SUNDAY』

期間:2018年2月6日(火)~11日(日)

場所:L’illustre Galerie LEMONDE

住所:東京都渋谷区神宮前6-32-5 ドルミ原宿201

時間:12:00〜20:00(最終日は17:00終了)

電話:03(6433)5699

公式サイト