英国発祥のマギーズセンターは、がん患者とその家族や友人のためのサポートセンター。 COURTESY OF MAGGIE’S TOKYO
 今や二人に一人が経験するといわれるがんだが、自分あるいは身内が、がんと宣告されるまではみんな他人事だ。私は12年前に姉を、5年前に親友を亡くしているが、彼女たちに対して自分のとった行動が正しかったのか、いまだもって後悔することばかりだ。がん患者本人が周りに心配や迷惑をかけまいと気丈に振る舞うこともあるし、周囲がよかれと思ってやることが、がん患者の負担になっていることも、ままある。医師に治療の方針は聞けても、がんとの向き合い方までは相談できないのが現実だ。英国発祥のマギーズセンターは、がん患者とその家族や友人のためのサポートセンター。「がんを宣告されると、先の見えないトンネルに入ったように感じます。がんになっても、人生全部をがんに占有されないためにはどうすればいいかを相談できる場所に」と秋山正子センター長。運営は寄付で行われ、利用は無料。病院だけでは心が折れてしまいそうな闘病時に、こういう場所があることを知っていてほしい。

マギーズ東京
住所:東京都江東区豊洲6の4の18
電話番号:03-3520-9913
公式サイト:http://maggiestokyo.org/
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