PHOTOGRAPH BY MASANORI AKAO STYLED BY KAYO YOSHIDA

(左)1905年、宝飾職人のジャン・バティスト・モラビトによって誕生した老舗高級バッグブランド、モラビト。口金にダイヤモンドや、金細工をあしらったバッグを発表し、瞬く間に王侯貴族に愛される存在となる。1961年、世界の歌姫、マリア・カラスがオーダーしたこのモデルは、彼女の代表作オペラ"椿姫(ラ・トラヴィアータ)"にちなんだ名を冠したもの。"モラビトメソッド"とも呼ばれる卓越した手縫い技術に、宝飾品のような芸術性をはらむ逸品が、次の世代へと引き継がれていく。

バッグ「トラヴィアータ」〈H17×W23.5×D7〉¥2,800,000/モラビト 東京ミッドタウン店(モラビト)

Tel:03(5413)0628



(中)皇太子妃雅子さまが、ご成婚の際にお持ちになったことでも知られる、ゴールドカラーのホースヘアバッグ。コンテスは1929年創業、稀少なホースヘアを世界で初めてハンドバッグの素材として使用したブランドだ。コンテスのホースヘアは、18世紀に作られた織機を使い、当時と同じ手法で最高級の素材を織り続けている。ロングセラー「プリンセスバッグ」は、留め金に王冠の形が配された丸いハンドルや流麗なフォルムに、"マイスター"の称号をもつドイツ職人の「完璧な手仕事」が宿る。工芸品の価値を備えた気品が、世界の王室を魅了する。

「プリンセスバッグ」〈H14×W18×D7.5〉¥410,000/アクリスジャパン(コンテス)

Tel:0120-801-922



(右)ベルギー王室御用達としても有名なデルヴォーは、ブリュッセルで1829年に創業。世界最古のラグジュアリーレザーグッズブランドとも呼ばれる存在だ。馬蹄型バックルにメゾンの頭文字「D」の形をしのばせた「ブリヨン」は、1958年の誕生以来、メゾンを象徴するバッグとして世界の著名人たちに愛され続ける名品。卓越した職人技により64種類ものレザーパーツで組み立てられたそのタイムレスで彫刻的なバッグは、今もさまざまな皮革素材とカラーパレットで表現され、永遠の革新を続けている。

リザードのバッグ「ブリヨン ミニ」〈H16×W20×D11〉¥2,336,000/デルヴォー ジャパン(デルヴォー) 

Tel:03(6418)0983



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