街角のブーゲンビリア

PHOTOGRAPH BY BEN SKLAR
Hospicio Cabañasの屋外に展示されたグアダラハラのアーティスト、アレハンドロ・コルンガによるブロンズ像。



 メキシコシティの北西285マイル(約460㎞)に位置するハリスコ州の州都グアダラハラは、16世紀に交易の拠点として栄えたメキシコの古都。街 路樹が茂る通りにはフランス・バロック様式のコロニアルな邸宅が立ち並ぶ。マリアッチ発祥の地、メキシコ伝統柄の陶器の街として知られるよう に、つい最近までグアダラハラのアートには民族的なイメージが強かった。

Alcaldeの「焼きパッションフルーツと ラズベリーシャーベット、サポジラピューレ添え」。
 ロサンゼルス出身のアーティスト、エドゥアルド・サラビアが言うように、以前のグアダラハラは「アーティストが一刻も早く逃げ出したくなるような街」だった。そんなグアダラハラに、サラビアはPAOSという〝アートのワークショップ〞を立ち上げた。モダニストでメキシコ壁画の巨匠ホセ・クレメンテ・オロスコがかつて所有していた飾りけのないスタジオでアーティストを招いて創作活動を支援したり、展覧会を主催している。