「少年少女の内なる世界」を表現することをライフワークに掲げる写真家の安珠。『不思議の国のアリス』などの児童文学を題材に、ある少女の夢幻の世界を描く最新作の写真展が開催される

BY T JAPAN

画像: 《内省のはじまり 01》 ©️ANJU

《内省のはじまり 01》
©️ANJU

 学生時代にモデルとしてスカウトされパリコレ出演を果たすなど、ヨーロッパで活躍していたころから撮影活動に取り組んできた写真家・安珠。1月18日からシャネル・ネクサス・ホールで開催される写真展『A girl philosophy』では、ライフワークとして掲げる「少年少女の内なる世界」を表現するシリーズの最新作が紹介される。

画像: 《オフィーリアをミレイはバスタブで描いた》 ©️ANJU

《オフィーリアをミレイはバスタブで描いた》
©️ANJU

 これまでにも『少女の行方』や『サーカスの少年』などの作品で、物語性のある独特の世界観を表現してきた安珠。本展はその最新作約50点と映像、過去の作品を交えて構成される。『不思議の国のアリス』や『青い鳥』など誰もが知る児童文学をモチーフに、ある少女が目にし、その心に留めた出来事について内省を深めていく過程を写真で表現。目に見えないものを写し撮りたいと語る安珠が、「不確かな現実に生きる少女が真理を求め旅する夢幻の物語」を描き出す。

画像: 《『青い鳥』心眼》 ©️ANJU

《『青い鳥』心眼》
©️ANJU

安珠
写真家。東京生まれ。学生時代にモデルとしてスカウトされ渡仏、国際的なモデルとして活躍。帰国後、1990年に『サーカスの少年』を出版し写真家に転身。『少女の行方』、『星をめぐる少年』など、文章を織り交ぜた物語のある独自の写真世界を表現。子どもたちの夢を伝えるプロジェクトとして、2014年『Dream Linking☆つなぐ夢、千年忘れない』を出版。2017年からは平安京に焦点を当てた『Invisible Kyoto- 目に見えない平安京-』も長期に渡り撮影中。ライフワークとして、子どもたちに写真を読み解く力を養う活動をしている。

会期:2023年1月18日(水)〜2月12日(日)

会場:シャネル・ネクサス・ホール

住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F

開館時間:11:00~19:00 (最終入場18:30)

会期中無休・入場無料・予約不要

電話:03(6386)3071

公式サイトはこちら

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