画期的なダブル フォーミュラ、ふっくら弾力をもたらす心地いい感触で絶大な人気を誇る美容液がさらに進化。第8世代「ダブル セーラム」を生んだ最新の細胞膜研究とは

BY TERUNO TAIRA, PHOTOGRAPHS BY KOHEY KANNO

画像: PHOTOGRAPH BY KOHEY KANNO

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 1985年に初代が登場して以来、絶えまない研究を重ね、改良を続けてきたクラランスの「ダブル セーラム」。2012年、第7世代がその年の各雑誌のベストコスメを総なめにしたことは記憶に新しい。その完成度があまりにも高かったため、こんなにも早くスケールアップして第8世代「ダブル セーラム EX」が登場するとは予期していなかった。

 創始者の息子であり、現在の会長であるクリスチャン・クルタン・クラランス氏と、2015年よりサイエンティフィック コミュニケーション ディレクターを務めるマリエレン・レアさん。クラランスにとって大切なヘリテージである製品の進化について、キーマンである2人に話を聞いた。

画像: クリスチャン・クルタン・クラランス 創業者ジャック・クルタン・クラランスを父に持ち、1974年にクラランスの国際事業のディレクターに就任後、2000年にクラランスグループ監査役会会長に。多様性を重視したブランドコミュニケーションに力を入れ、自然環境を守るための保護活動などにも積極的に活動している

クリスチャン・クルタン・クラランス
創業者ジャック・クルタン・クラランスを父に持ち、1974年にクラランスの国際事業のディレクターに就任後、2000年にクラランスグループ監査役会会長に。多様性を重視したブランドコミュニケーションに力を入れ、自然環境を守るための保護活動などにも積極的に活動している
 

「加齢だけが肌のエイジングの原因ではないことは、もはや周知の事実ですね。大気汚染や紫外線、ストレスフルな生活、睡眠不足といった生活スタイルが、エイジングに深く関与しています。こうしたライフスタイルによる後天的な要素は、肌を健康に若々しく保つための肌細胞同士の情報交換メカニズム、"細胞間コミュニケーション"の感度を下げてしまいます。細胞間コミュニケーションへのアプローチは2000年頃から話題になりましたが、クラランスはいち早くこれに取り組んだパイオニアです。ボディの脂肪にアタックするリフト マンスール(現在のボディ フィット)は、この細胞間コミュニケーションに関する知見を応用した製品でした。

 ダブル セーラムは、父、ジャック・クラランスの時代に誕生しました。しわよりも、問題なのは肌がたるんでいくことであるという認識のもと、植物エキスを豊富に配合した水溶性のオイルと油溶性のオイルを併せて使うという画期的な手法を提案したアイテムです。その際、肌に活力を与えるために着目したのが、肌の必須5大機能ーーすなわち再生、保護、栄養チャージ、酸素チャージ、水分チャージです。ダブル セーラムは、この5大機能への作用を強化させながら進化してきたのです」とクリスチャン。

画像: マリエレン・レア (写真右)薬学博士であり、コスメティックのエキスパート。ドクターコスメ、ラグジュアリーブランドを経て,2015年にクラランスグループのサイエンティフィック コミュニケーションディレクターに就任。科学的な知識を背景に、クラランス製品のよさを伝えるスポークスウーマン

マリエレン・レア
(写真右)薬学博士であり、コスメティックのエキスパート。ドクターコスメ、ラグジュアリーブランドを経て,2015年にクラランスグループのサイエンティフィック コミュニケーションディレクターに就任。科学的な知識を背景に、クラランス製品のよさを伝えるスポークスウーマン
 

「第7代のダブル セーラムで、肌の5大必須機能をさらに活性化するために着目したのが、クラランスが研究を続けてきた"細胞間コミュニケーション"によるアプローチでした。細胞は、自分に必要なメッセージを発信し、また受信する機能を備えています。第7世代のダブル セーラムはこの"発信する力"を強化することによって肌の5大必須機能を高めるものでした。

 私たちはその後も細胞間コミュニケーションの研究を続け、あることに気づきます。コミュニケーションというのは"話す"のが半分、"聞く"ことが半分ですよね? そこでこの第8世代では、"聞く"ことに着目しました。細胞が活動に必要なメッセージを発信しても、それをきちんと聞くことができていなければメッセージは伝わらないからです。必要なメッセージをきちんと受け止め、レスポンスする機能を活性化させるには? と考えたわけです」とマリエレンが続ける。

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