植物の力を引き出す“天才”と、アルビオンとの出会いが生んだのは、「オーガニックコスメのさらに先」を象徴するスキンケア。ホルモンやさまざまな要因で揺らぎがちな大人の肌への“お守りコスメ”の驚くべきパワーを、美容ジャーナリスト齋藤 薫が俯瞰する

BY KAORU SAITO, PHOTOGRAPHS BY SHINMEI, STYLED BY AYA FUKUSHIMA

 植物の一つひとつに、魂が宿っている…… そんな考え方がある。実際、「部屋に飾った花にいい音楽を聞かせると、自然にそちらのほうに顔を向ける」とか、「本気で話しかけると、より長く美しく花が咲く」とか、本当に魂が宿っていることを裏づけるような話は少なくない。生き物であることは間違いないのに、動物には魂があって、植物や花には魂がないとするのは、あまりにも不自然だ。

 そもそも花はなぜ、あんなにも美しいのか? 考えてみると不思議だ。誰にも見られることなく、山深くにひっそりと咲く花々でさえ、立ち尽くすほどに美しい姿を見せるのはいったいなぜなのだろう。地球上に20万種もあるという花の一つひとつが、異なるデザインと色をもっているのも不思議。まるで、自らの存在なり意志なりを主張しているかのよう。まさしく個体一つひとつが魂をもっているとしか思えない。そう考えると、部屋に飾った切り花さえもが、愛おしくてしかたがなくなる。だからこそ、その美しさをただ愛でるだけではいけないのだ。それぞれの魂に敬意を払わなければ。

 そもそも化粧品に用いられる植物成分がそれぞれ異なる働きをもつこと自体、地球の神秘。いかなる花も、生まれつき備わった能力によって、地球での役割を果たしているのだと考えるべきだろう。たまたま人間は薬や化粧品という形でその恩恵に預かっているけれど、動物たちはそれを直接食したり体に擦りつけたりすることで、傷を癒し、命を長らえたりもする。

 さらに、花々はそれぞれが異なる“波動”を出しているともいわれる。ヨーロッパでは医療行為として70年以上の歴史を持つ植物療法「フラワーエッセンス」は、水に転写させた花の波動で精神的なコントロールをするもの。一つひとつの花の波動が異なる作用をもっていると説くこの療法を知るにつけ、花はその波動によっても、地球の生き物に大きな影響をもたらしてきたのだと考えざるを得ない。

画像: 植物の力とアルビオンの発想力・技術力の結晶として生まれたスキンケアブランド「インフィオレ」 (左から) スープレス クレンジング ミルク<150ml>¥5,000 なめらかな感触のミルクタイプのクレンジング ヌーリ コンプレクス フェイスオイル コンセントレ A<25ml>¥10,000 つややかなハリのある肌に導く濃厚なオイル レジェネラン ボタニカルウォーター コンセントレ<115ml>¥7,000 ダマスクローズウォーターとブレンドオイルの2層タイプの化粧水 ソヴァタージュ ケア セラム コンセントレ<20ml>¥5,000 突然の敏感な肌状態をこれ一本で整えてくれる、大人の“お守り”美容液

植物の力とアルビオンの発想力・技術力の結晶として生まれたスキンケアブランド「インフィオレ」
(左から)
スープレス クレンジング ミルク<150ml>¥5,000
なめらかな感触のミルクタイプのクレンジング

ヌーリ コンプレクス フェイスオイル コンセントレ A<25ml>¥10,000
つややかなハリのある肌に導く濃厚なオイル

レジェネラン ボタニカルウォーター コンセントレ<115ml>¥7,000
ダマスクローズウォーターとブレンドオイルの2層タイプの化粧水

ソヴァタージュ ケア セラム コンセントレ<20ml>¥5,000
突然の敏感な肌状態をこれ一本で整えてくれる、大人の“お守り”美容液

 ともかく私たち人間は、花の力を軽んじすぎた。私たちが想像する何倍も、いや何十倍もの底知れないパワーを持っているかもしれないのに。だが、その力を限界まで引き出そうとする人がいる。「インフィオレ」――開花という意味をもつオーガニックコスメ・ブランドの創設者、ジュリー・エリオットである。アロマテラピーや薬草学はもちろん、薬学、調香学、波動学、人智学、そして錬金術のような古代科学までを幅広く、30年にわたり学び続けた中で出会ったのが、「植物一つひとつにすべて魂があり、その魂を合わせたものこそがエッセンシャルオイルである」という考え方だった。だからこの人の調合するものには、文字どおり魂が宿っている。

 エッセンシャルオイルはブレンディングが効果のカギであるのは言うまでもないが、その仕事は単なる“調合”ではない。知識や技を超え、花の波動を読み取るような特殊な能力の持ち主は、その道の“天才”として、一種神がかり的な素晴らしいブレンディングを行なうといわれる。インフィオレの創設者も、そうした稀有なアロマティストのひとりなのだろう。

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