バルテュスの娘であるジュエリー・デザイナーが歴史的価値のあるスイスの山荘での夢のような生活と非凡な少女時代の思い出を振り返る

BY HILARY MOSS, TRANSLATED BY MAKIKO HARAGA

画像: PHOTGRAPH BY DONATA WENDERS

PHOTGRAPH BY DONATA WENDERS

「父が亡くなる前年の2000年、ヴィム・ヴェンダースと彼の妻、ドナータがスイスの館へ訪ねてきました。知らないうちに、私が絵を描く用意をしているところをドナータが写真に撮っていました」

画像4: COURTESY OF HARUMI KLOSSOWSKA

COURTESY OF HARUMI KLOSSOWSKA

(写真左)「ショパールのために作ったジュエリーの下絵。ブラックマンバというヘビは、とても優美です。ネックレスやブレスレット、ベルトとしても使えるようにしたいと考えました。 長さは1 メートルで、全体が柔軟にできています」

(写真右)「モンテカルヴェッロの柱廊は、私にとって、世界でもっとも美しい場所のひとつです。ここで私は子どもの頃、遠くにイタリア語を聞きながら眠りにつきました。今もイタリア語を耳にするたびに、守られているという気がしてほっとするのです」

画像: (FROM LEFT)COURTESY OF HARUMI KLOSSOWSKA, PHOTOGRAPH BY KATERINA JEBB

(FROM LEFT)COURTESY OF HARUMI KLOSSOWSKA, PHOTOGRAPH BY KATERINA JEBB

(写真左)「このチーターを描くのに、数日かかりました。父はひとつの作品を仕上げるのに、2〜3年かけていました。強迫観念のようなものに取りつかれていた父は、あるとき完成間近の作品を見て背景のタイルが2センチずれているのに気づき、全部最初からやり直したのです」

(写真右)「ショパールのために制作したドラゴンを、友人のカテリーナ・ ジェブが撮影してくれました。ドラゴンは、ありとあらゆるものを―雷も嵐も ―燃やして食べてしまう獣。欲望というものの正体に近いかもしれません」

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