アジアのものづくりにフォーカス
ザ・コンランショップの路面店が
代官山ヒルサイドテラスに誕生

　1973 年イギリス・ロンドンで創業した「ザ・コンランショップ」。1994年には日本上陸を果たし、新宿に日本1号店をオープン。シンプルな家具やカラフルなインテリアアイテムに加え、「モダンなものとアンティークのミックス」「インテリアショップで植物を買う」「見せる収納」「ホームオフィスを楽しむ」など斬新なショップのかたちを展開し、今ではスタンダードとなったライフスタイルショップでの買い物と楽しみ方を提案してきた。

　新たにオープンする「ザ・コンランショップ代官山」では、創業者テレンス・コンランの「PLAIN, SIMPLE, USEFUL （無駄なく、シンプルで、実用的に）」というモットーを受け継ぎながら、アジアにフォーカス。アジア各地の目利きたちと協力しながら独自のもの選びを展開する、世界初の「ローカルで自主編集するショップ」となっている。

　店舗は、常設を中心とした1階と、ギャラリーのある地階の2フロア。1階には家具や雑貨、キッチンツールなどに加え、秋田発のファッションブランドによる衣類も展開。アジアならではの想いや生活の在り方を背景にしたディスプレイとともに、“生活上手＝生活者としてすぐれた人” になるためのヒントを散りばめた。

　また、地階のギャラリースペースは、買い付けの旅で出会った職人や作家、デザイナーに焦点を当てて紹介するコーナー。4月29日（土）〜5月16日（火）までは、第一回展覧会として、テレンスが貫いた「PLAIN, SIMPLE, USEFUL」を日本的な美しさで体現している陶芸家・伊藤環の個展を開催する。その後も韓国の若手デザイナーが開発した“とある文房具”を使った作品展示も予定しており、アジアの様々なものづくりとの触れ合いを楽しめる。

　さらに、ギャラリーと同階には、東京・青山の日本茶専門店「櫻井焙茶研究所」の櫻井真也がディレクションを手がけたTea Bar「聴景居（ちょうけいきょ）」も併設。日本茶を中心としたアジア各国のお茶を端正なしつらえの中で味わう贅沢なひとときは、美しい暮らしや住まいについて、じっくりと考える時間をくれそうだ。

ザ・コンランショップ 代官山店
場所：東京都渋谷区猿楽町 18-8 ヒルサイドテラス F 棟 1F・B1F
時間：11:00 〜18:00 、土11:00 〜19:00
定休日：水曜

聴景居
平日・土 12:00-23:00 (L.O. 22:00) / 日・祝 12:00-19:00 (L.O. 18:00)
不定休

公式サイト

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