BY EMI ARITA
フリッツ・ハンセンの「円テーブル ダイニングテーブル」
「円テーブル ダイニングテーブル」は、北欧モダンを代表するデザイナー、アルネ・ヤコブセンが1968年にデザインした、フリッツ・ハンセンのテーブルシリーズのひとつ。シンプルなデザインながら、ヤコブセンの手がけた「エッグチェア」、「スワンチェア」にも共通する放線状の“スターベース”が遊び心を添える。
天板は豊富なカラーが揃うラミネートか、ウォルナット材からセレクト可能。ベースは、サテン仕上げか粉体塗装仕上げの2種。「アリンコチェア」や「セブンチェア」など、ヤコブセンの名作椅子とも相性抜群のテーブルで、北欧デザインの美しさと温かさに包まれた、心地よいダイニングを目指して。
フリッツ・ハンセン 東京
TEL. 03-3400-3107
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カルテルの「ティエリーXXLラウンド」
曲線的なフォルムの天板とベースに、すっと伸びる1本脚を組み合わせた美しいシルエット、ファッショナブルな色使いに、艶やかな光沢仕上げ.....とまるで“宝石”のように輝く、カルテルのテーブルシリーズ「ティエリー」。世界的に活躍するイタリアの建築家、デザイナーのピエロ・リッソーニが2021年に発表したもので、2024年にイタリアの権威あるデザイン賞、「コンパッソ・ドーロ賞」を受賞した新時代の名作。
ダイニングテーブルサイズの「ティエリーXXLラウンド」は、天板下の空間が広々としており、複数人でテーブルを囲んだ際にも快適。カラーはホワイト、ブラック、グレー、バーガンディの全4色。
カルテル
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カッシーナの「ラ ロトンダ」
1976年にイタリアの巨匠マリオ・ベリーニがデザインしたカッシーナの「ラ ロトンダ」は、どの角度から見ても美しく、重厚感のある木製ベースが存在感を放つ作品。
3本の木材が絡み合ったように見えるベースは、軸となる1本の脚に穴を開け、その穴にぴったりと合う突起つきの3枚のパーツを4方向から差し込んで接合する、“ホゾ継ぎ”の技術を応用した複雑な構造により形成。金具などを使わず木材を接合することで見た目の美しさを損なわずに、ダイナミックな造形を見事に作り上げている。天板はガラス、木、マーブルの全3種。ベースは、ナチュラル仕上げ、ブラック染色から選べるアッシュ材と、ナチュラル仕上げのアメリカンウォルナット材からセレクト可能。
カッシーナ・イクスシー 青山本店
TEL. 03-5474-9001
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カール・ハンセン&サンの「E020エンブレイス テーブル」
オーストリア出身のデザイナートリオ、EOOS(イーオス)がデザインした、カール・ハンセン&サンの「E020 エンブレイス・テーブル」。空を舞うカイト(凧)にインスピレーションを得てデザインされたもので、まるで凧糸を思わせるスチールワイヤーの支柱が印象的。
支柱を中央に配置し、天板下のスペースを最大限に確保しているため、見た目以上に足元が広々としているのも特徴。人と集う楽しいひとときを演出する機能性を追求しながら、オブジェとしての存在感も持ち合わせたテーブルは、ダイニングの主役にぴったり。ブラックとホワイトから選べる天板のサイズは直径79.5cm、110cm、139.5cmの3種。支柱はステンレスか黒塗装の2種、十字の木製ベースも好みに合わせて素材とカラーを選ぶことができる。
カール・ハンセン&サン フラッグシップ・ストア 東京本店/大阪
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マジスの「 クックー ザ ワイルド バンチ」
ビーチ材の4本の脚に、ポリプロピレンのジョイントパーツがアクセントを添える、マジスの「クックー ザ ワイルド バンチ」。ドイツ人デザイナー、コンスタンティン・グルチッチがデザインした「ワイルド バンチ」シリーズのテーブルで、大きく開いた脚によるダイナミックさと、ビーチ材のナチュラルな雰囲気を融合させたユーモラスな作品。
薄めの天板は水や傷にも強いHPL(ハイプレッシャーラミネート)製のため、手入れがしやすいのも魅力。天板のカラーはホワイトとブラックの2色。ベースはナチュラルまたはブラックからセレクトできる。
マジス ジャパン
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マルニ木工の「EN テーブル」
丸い天板と四角いベースという、ソフトさとシャープさが絶妙に調和したマルニ木工の「EN テーブル」。デザインを手掛けたのは、詩的なプロダクトで魅了するデンマーク人デザイナーのセシリエ・マンツ。デンマーク語では「ひとつ」、日本語では「円」や「つながり(輪)」を意味する「EN(エン)」と名づけられている通り、温もりと柔らかさを感じるデザインで、テーブルに集う人々との距離を穏やかにつないでくれる。
天板のサイズは直径125cmと140cmの2種。ベースは、天板と同じナチュラルのほか、マットブラック、マットクレイホワイト、マットダスティグリーン、マットラスティレッドの全5色。同シリーズの「EN チェア」とあわせて、大切な人と一緒にテーブルを囲む、温かなひとときを演出したい。
マルニ木工
TEL. 03-5614-6598
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ボーコンセプトの「サンティアゴ 伸張式ダイニングテーブル」
円柱形のベースに刻まれた縦のラインと、滑らかな曲線を描く天板とのコントラストが美しいダイニングテーブルやコーヒーテーブルが揃う、ボーコンセプトの「サンティアゴ」コレクション。デンマーク人デザイナー、モートン・ゲオーセンがデザインしたコレクションで、2024年は新たに、こちらの「サンティアゴ 伸張式ダイニングテーブル」が登場した。
直径135cmの天板には、延長リーフが目立たないよう収納されており、広げると幅181cmの楕円形テーブルへ伸張可能。普段はコンパクトなラウンドテーブル、人を招く際には最大8脚までセットできる楕円形テーブルに......と、さまざまなシーンに対応してくれる。天板はオーク材とセラミックからセレクト可能。ベースはダークオークまたはナチュラルオーク ベニヤの2種。こちらと同じく、2024年に新登場したサイドボードと組み合わせて、ダイニングをコーディネートするのもおすすめ。
ボーコンセプト
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HAYの「CPH 20 ROUND」
角度のついた3本の脚が特徴的なHAYの「CPH 20 ROUND」。世界的なインテリアブランドで活躍するロナン&エルワン・ブルレック兄弟がデザインした「コペンハーグシリーズ」のラウンドテーブルで、どんなインテリアにも調和する汎用性の高いデザインと、使い勝手のよさから、世界中で愛用されている。
環境にやさしい天然素材のリノリウム製の天板は、指紋がつきにくく、汚れも落としやすいため、手入れがしやすいのもうれしい。サイズは直径120cmと90cmの2種。2種のベースと、5種類の素材とカラーから揃う天板は、好みにあわせて組み合わせることができる。
HAY JAPAN
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