スイスの高級時計を代表する伝統あるマニュファクチュールとして、世界中から信頼を集めるオーデマ ピゲ。複雑機構を備えたメンズウォッチのイメージが強いメゾンだが、140年余のヒストリーは女性の存在なしには語れない

BY HIROKO NARUSE

現代的でスタイリッシュな女性に寄り添う
“ロイヤル オーク・フロステッドゴールド”

 オーデマ ピゲは、実はその歴史の初めから、女性への視点を持ち続けてきたメゾンだ。アイコンとして人気を博すロイヤル オークを中心に、オーデマ ピゲが現代女性のためにクリエイトした、レディスウォッチの魅力をご紹介しよう。
 その代表格といえるのが、ロイヤル オークのレディスモデル40周年を記念して2016年に発表された「ロイヤル オーク・フロステッドゴールド」だ。これはまさにメゾンから現代女性に向けたメッセージ。なかでも、オーデマ ピゲとフィレンツェのジュエリーデザイナー、キャロリーナ・ブッチとのコラボレーションにより生まれた限定モデルは、彼女の工房で用いられているジュエリーの技法をとりいれた逸品だ。

画像: ジュエリーの技法を施し、スポーティなデザインにエレガンスを融合させた「ロイヤル オーク・フロステッドゴールド」の限定モデル。2018年秋発表

ジュエリーの技法を施し、スポーティなデザインにエレガンスを融合させた「ロイヤル オーク・フロステッドゴールド」の限定モデル。2018年秋発表

 それはケースとブレスレットに施された「フィレンツェ仕上げ」と呼ばれる表面加工のテクニックで、長年に渡って彼女の作品に用いられてきた鍛金技法。先端にダイヤモンドのついた道具で金の表面を加工して細かな凹凸をつけ、まるでダイヤモンドダストのような輝きをもたらす効果を実現している。オーデマ ピゲのアトリエではこのゴールドの美しい質感を、ロイヤル オークのミニマルなデザインとしなやかさに最高のかたちで融合させるための試行錯誤が繰り返された。その結果、光をとらえて輝きの表情を変える、新解釈のロイヤル オークが誕生した。

画像: デザイナーのキャロリーナ・ブッチ

デザイナーのキャロリーナ・ブッチ

画像: ロイヤル オーク・フロステッドゴールド・クォーツ <33mm径、K18ピンクゴールドケース、クォーツ> ¥4,050,000

ロイヤル オーク・フロステッドゴールド・クォーツ
<33mm径、K18ピンクゴールドケース、クォーツ> ¥4,050,000

画像: ロイヤル オーク・フロステッドゴールド・クォーツ <33mm径、K18ホワイトゴールドケース、クォーツ> ¥4,050,000

ロイヤル オーク・フロステッドゴールド・クォーツ
<33mm径、K18ホワイトゴールドケース、クォーツ> ¥4,050,000

画像: ロイヤル オーク・フロステッドゴールド キャロリーナ・ブッチ <37mm径、K18イエローゴールドケース、自動巻き> ¥5,600,000 PHOTOGRAPHS: COURTESY OF AUDEMARS PIGUET

ロイヤル オーク・フロステッドゴールド キャロリーナ・ブッチ
<37mm径、K18イエローゴールドケース、自動巻き> ¥5,600,000
PHOTOGRAPHS: COURTESY OF AUDEMARS PIGUET

 まるで貴石のような輝きを持つ「ロイヤル オーク・フロステッドゴールド」は、ジャケットにもドレスにも似合って、あらゆる場面で女性をサポートする。仕事場からレセプションやパーティに直行するような、多忙な現代女性のライフスタイルに最もふさわしいモデルだ。ゴールドのモダンでセンシュアルなテクスチャーが、ロイヤル オーク本来のラグジュアリーなコードに、フェミニンな感性を吹き込んだ。通常モデルは華やかなピンクゴールドと、クールなホワイトゴールドの2種類。直径33mm(クオーツ)と37mm(自動巻き)のやや大きめのケースが、遠くからも視線をひきつけるオーラを放つ。ジュエリーに勝るとも劣らぬこのモデルで、ロイヤル オークの新しいエレガンスを体感してみたい。ちなみに、より大ぶりな41mm径モデル(自動巻き)は男性にも支持されており、パートナーとお揃いでつけるペアウォッチとしてもおすすめだ。

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