さまざまな分野で活躍する“おやじ”たち。彼らがひと息つき、渋い顔を思わずほころばせる……そんな「おやつ」とはどんなもの? 偏愛する“ごほうびおやつ”と“ふだんのおやつ”からうかがい知る、男たちのおやつ事情と知られざるB面とは。連載第2回は「SESSION」の代表取締役、上杉文弥さん

BY YUKINO HIROSAWA, PHOTOGRAPHS BY TAKASHI EHARA

「OAD」や「SAYAKADIVIS」、「Hirotaka」など、約20ものファッションやジュエリー、バッグ・ブランドの卸業とPR業を一手に引き受ける「SESSION」のCEO・上杉さん。年間10回ほど開かれる展示会は、主役の商品とともに、内装の素敵なしつらえや“おやつ”もつねに話題の的だ。

「多忙な方々にわざわざ足を運んでいただく展示会ですから、商品だけでなく、ディスプレイやおやつでも楽しんでもらいたくて。特に僕らは年に10回も展示会を行うので、そのたびにワクワクを味わって欲しいんです」

 供されるおやつは自身の目で舌で確認して選ぶことも多い。いったいどんなおやつが上杉さんのお眼鏡に適うのだろうか?「洋服でも家具でもおやつでも、既視感のあるものや経験したことのあるものは響かなくて。生産者や作り手たちといった製品の背景に共感できたり、これまでにない新しさやおもしろさがあるかどうか、が僕にとっての決め手でしょうか」

画像: 「キャラメルポップコーン」1袋<140g入り>¥1,000 パチャママ 問い合わせ先:info@pacha-mama.jp 公式サイト

「キャラメルポップコーン」1袋<140g入り>¥1,000
パチャママ
問い合わせ先:info@pacha-mama.jp
公式サイト

 年に1、2カ月は海外へ。ふだんはあちこちのデパートやセレクトショップを訪れて商談を行う上杉さん。忙しい日々、自分へのごほうびとして味わうのが、パチャママの「キャラメルポップコーン」だ。

「カカオニブって最近では日本でもよく耳にするけれど、これはその先駆けであり中枢ともいえる存在です。キャラメルポップコーンに、アマゾンのカカオ村で作られる無農薬カカオのニブ(細かいチップス)をミックスしたもので、キャラメルもカカオニブもとにかく濃厚で、コーヒーとはもちろん、お酒とも好相性。僕は休日、早い時間から呑めるときには重厚な赤ワインと合わせることが多いですね」

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