竹澤團七(TAKEZAWA DANSHICHI)
人形浄瑠璃文楽座三味線奏者。義太夫好きの両親の影響で、幼少のころより歌舞伎や文楽に親しむ。義兄が故吉田文雀(人形浄瑠璃文楽座人形遣い・人間国宝)だったこともあり、18歳の時、十世竹澤弥七に入門、四世竹澤団二郎を名のる。翌年の1954年、四ツ橋文楽座にて初舞台。1981年四世竹本津太夫の相三味線となり竹澤團七と改名。1987年9月の津太夫の死去まで相三味線を勤める。2016年に放映されたNHK木曜時代劇「ちかえもん」では義太夫指導を行い、竹澤権右衛門役で出演。作曲や復曲にも意欲的に取り組んでいる。今年、米寿を迎え、現在の現役文楽座技芸員の中では最高齢
PHOTOGRAPH BY SHINSUKE SATO
人形浄瑠璃文楽座三味線奏者。義太夫好きの両親の影響で、幼少のころより歌舞伎や文楽に親しむ。義兄が故吉田文雀(人形浄瑠璃文楽座人形遣い・人間国宝)だったこともあり、18歳の時、十世竹澤弥七に入門、四世竹澤団二郎を名のる。翌年の1954年、四ツ橋文楽座にて初舞台。1981年四世竹本津太夫の相三味線となり竹澤團七と改名。1987年9月の津太夫の死去まで相三味線を勤める。2016年に放映されたNHK木曜時代劇「ちかえもん」では義太夫指導を行い、竹澤権右衛門役で出演。作曲や復曲にも意欲的に取り組んでいる。今年、米寿を迎え、現在の現役文楽座技芸員の中では最高齢
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