6つのコインが“今”この瞬間の気持ちを引き出し、過去の行いを振り返りながら未来を占います。人気占い師・真木あかりさんがコインからの声を紐解き、この先の行動の道しるべをあなたへ──
さあ、深呼吸をひとつして、「START」をタップ!

ILLUSTRATIONS BY MAORI SAKAI
6つのコインが“今”この瞬間の気持ちを引き出し、過去の行いを振り返りながら未来を占います。人気占い師・真木あかりさんがコインからの声を紐解き、この先の行動の道しるべをあなたへ──
さあ、深呼吸をひとつして、「START」をタップ!
START
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さまざまな事象にアンテナを張り巡らせ、その繊細で温かな人柄が多くの人から厚い信頼を寄せられている占い師・真木あかりさん。真木さんの琴線に触れた、心の滋養になる四字熟語とメッセージを毎月お届け
☆呉越同舟☆
人が集まれば、意図せず対立は生まれるもの。これをご覧になったあなたも、職場や友達付き合い、ご近所同士などでいがみ合う人たちの顔が脳裏に浮かんだことでしょう。互いの主義主張を立てたうえで解決するには「呉越同舟」(ごえつどうしゅう)──仲違いしている者同士でもひとたび利害が一致すれば、協力し合うこと──状態になれたら、おさまりが良いように思います。
「呉越同舟」はもともと『孫子』に出てくる言葉で、中国の春秋時代に宿敵同士で38年にわたり攻防を繰り広げた呉と越の国のこと。いくら仲違いはしていても、同じ船に乗って大風で船が転覆するような状況下では、助け合わざるを得ません。そのことから、対立し合う者たちを率いて強い軍隊にするには、「ともに力を合わせて戦わざるを得ない状況を作る」ことが大事とされるのでした。 現代では「呉越同舟」といえば、「対立する社長と副社長が同じ車で移動する」くらいの意味でも使われています。会社の危機に至れば、ふたりはともに手を取り合うのでしょうか。そんな危うい状況はできれば避けたいところですが、たとえば「営業部のツートップがバチバチと火花を散らしている」なんて状況であれば、ふたりを同じプロジェクトに取り組ませるなんて手は、アリなように思います。思えばあまたのドラマや映画、小説でもそうした設定は“あるある”でしたね。
『新明解 四字熟語辞典』(三省堂) 金谷治訳注『新訂 孫子』(岩波文庫)
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