新築分譲マンションは人気が高く、購入価格も上昇傾向。人生において何度も購入するものではないからこそ、知りたいその実態。そこで、新築マンションのモデルルームを見学し、最新情報をレポート。第1回は、三菱地所レジデンスの「ザ・パークハウス 上野毛テラス」を紹介する

TEXT&PHOTOGRAPHS BY NORIHIKO MORITA

実際に見て感じてほしいからこその「完成販売」

画像: 平均面積50㎡超の2LDKのプランを揃え、総戸数は29戸の「ザ・パークハウス 上野毛テラス」 COURTESY OF MITSUBISHI ESTATE RESIDENCE

平均面積50㎡超の2LDKのプランを揃え、総戸数は29戸の「ザ・パークハウス 上野毛テラス」

COURTESY OF MITSUBISHI ESTATE RESIDENCE

「ザ・パークハウス」は三菱地所レジデンスが手掛ける最上級の新築マンションブランド。“一生ものの住まい”をコンセプトに時代のニーズを汲み取りながら快適な住環境を実現し、資産価値の高いマンションを手掛けている。今回はそんな「ザ・パークハウス」より、現在販売中の「ザ・パークハウス 上野毛テラス」のモデルルームを訪れてみた。

「ザ・パークハウス 上野毛テラス」は、東急大井町線上野毛駅から北に向かい徒歩8分ほど。1棟構成だが地上5階建て部分と3階建て部分に階層が異なり、その違いをデザインに生かした外観が印象的だ。実際に訪れてみると、外壁タイルの質感やエントランス周りの植栽などを目の当たりにすることで、その重厚な存在感や上質感を確認できる。そう、「ザ・パークハウス 上野毛テラス」は、竣工済みのマンションを見学できる「完成販売スタイル」をとっているのが特徴だ。

画像: 「ザ・パークハウス 上野毛テラス」のエントランス COURTESY OF MITSUBISHI ESTATE RESIDENCE

「ザ・パークハウス 上野毛テラス」のエントランス

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 通常の新築分譲マンションは、建物が完成する前に販売するため、モデルルームは別途プレハブ建屋などに再現する。モデルとなる住戸の間取りや内装仕上げ、設備は本物同様だが、エントランスや廊下などの共用部を見ることはできないし、空間の広がりや雰囲気も想像に任せるほかはない。一方、完成販売であれば見たいもののほぼすべてを確認できる。完成販売とは、その物件の隅々まで見てほしいという三菱地所レジデンスの自信の表れともいえるだろう。

画像: マスターゲートと呼ばれるソファを配した共用空間 COURTESY OF MITSUBISHI ESTATE RESIDENCE

マスターゲートと呼ばれるソファを配した共用空間

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2LDKのあり方を追求した多彩な間取り

 今回見学したモデルルームは、49.22㎡のBタイプと52.67㎡のEタイプ。2人世帯のDINKSや単身世帯などがゆとりを持って暮らせる2LDKのライフスタイルを想定したプランだ。

 Bタイプはアイランドカウンターのあるリビング・ダイニング・キッチンを中心に、それぞれの個室をバルコニー側と内廊下側に配した間取り。ともに暮らしながらも、ほどよい距離感のある、プライバシーに配慮した居住空間となっている。

画像: Bタイプのリビング・ダイニング・キッチン(約12.2畳)

Bタイプのリビング・ダイニング・キッチン(約12.2畳)

画像: リビングから眺めるベッドルーム。サイドテーブルを置けるほどの余裕ある空間

リビングから眺めるベッドルーム。サイドテーブルを置けるほどの余裕ある空間

画像: Bタイプの間取り図 COURTESY OF MITSUBISHI ESTATE RESIDENCE

Bタイプの間取り図

COURTESY OF MITSUBISHI ESTATE RESIDENCE

 Eタイプはリビング・ダイニングに接する部屋をウォールドア(可動間仕切り)で隔てることで、個室としてもリビングの延長としても利用できる間取りに。吊り戸のため床にレールを設置する必要がないので、ウォールドアを全開すれば一続きの一体空間となる。
 このモデルルームでは個室をワークスペースにすることで、普段はリビング・ダイニングの拡張空間として、テレワーク時は個別の仕事部屋として利用できるライフスタイルが提案されている。例えば親子3人のファミリーの場合なら、子どもの自室が必要になった際に子ども部屋にすることも可能だ。ライフスタイルやライフステージの変化にともない、住まいのあり方も変えていけるのが、近年のマンションの傾向かもしれない。

画像: Eタイプのリビング・ダイニングをキッチンサイドから眺める。角住戸なので2方向から光が注がれる

Eタイプのリビング・ダイニングをキッチンサイドから眺める。角住戸なので2方向から光が注がれる

画像: リビング・ダイニングに接する個室はワークスペースに

リビング・ダイニングに接する個室はワークスペースに

画像: Eタイプの間取り図 COURTESY OF MITSUBISHI ESTATE RESIDENCE

Eタイプの間取り図

COURTESY OF MITSUBISHI ESTATE RESIDENCE

「ザ・パークハウス 上野毛テラス」は、全29戸に対して19種類のプランを用意している。バルコニーサイドの開口部を広くとったワイドスパン住戸などのほか、バルコニーから螺旋階段で屋上のルーフテラスへとつながる個性的な住戸など、多彩なプランを提案し、選択の幅を広げている。ルーフテラス付きの住戸なら、世田谷の秋の風物詩「たまがわ花火大会」も、特等席でゆったりとくつろぎながら観覧できるだろう。

画像: ルーフテラスの完成予想CG。ガーデニングやテレワークなどさまざまな過ごし方が楽しめる COURTESY OF MITSUBISHI ESTATE RESIDENCE

ルーフテラスの完成予想CG。ガーデニングやテレワークなどさまざまな過ごし方が楽しめる

COURTESY OF MITSUBISHI ESTATE RESIDENCE

最大の魅力は「ザ・パークハウス」初の天然無垢フローリング

「ザ・パークハウス 上野毛テラス」は、「ザ・パークハウス」初の天然無垢フローリングを採用したマンションであるという点にも着目したい。これまで「ザ・パークハウス」では、コスト面やメンテナンス性を考慮し、合板にスライスした木材(突板や挽板)やプリントシートを表面材として貼り付けた複層フローリングを採用してきた。しかし、今回初めて天然無垢フローリングを採用。その理由は、「住まいの心地よさをより深く感じてもらいたいから」「家族とともに住まいも年月を重ね成長していくことを実感してほしいから」だという。

 天然無垢フローリングは無垢材ゆえに一枚ごとに個性があり、色・木目ともにそれぞれ異なるからこそ味わいのある雰囲気が漂う。加えて、無垢フローリングの最も優れた点と言ってもいいのが、その感触だ。無垢材は空気を多く含む性質があるので断熱性能が高く肌触りもよい。そのため、夏はさらり、冬はあたたか、と快適な暮らしをもたらしてくれる。経年変化により美しい風合いや深みのあるツヤが出るのも魅力だろう。

画像: 樹種は割れや反りが少ないといわれるチーク。耐水性や経年による色調変化でも評価が高い

樹種は割れや反りが少ないといわれるチーク。耐水性や経年による色調変化でも評価が高い

 画一的ではない多彩な住戸プラン、上野毛エリアという希少性の高い立地、小規模低層の邸宅感、そして天然無垢フローリングの優しい風合い、快適性。これから年月を重ね、ヴィンテージマンションとして、より魅力的な住まいとなることを想定したような住まいの形。完成販売は、そのこだわりのすべてを体感するための仕掛けともいえる。

 また、「ザ・パークハウス 上野毛テラス」は、交通利便性のよさも魅力といえるだろう。最寄りの上野毛駅のほか、東急田園都市線用賀駅も利用可能。少し足を伸ばせば、ショッピングを楽しめる二子玉川駅もある。首都高速の用賀I.C.、第三京浜の玉川I.C.もすぐそこ、と車でのレジャーもノンストレス。
 見学の際は、こうした交通利便性や、世田谷の閑静な住宅街ならはの落ち着きある周辺環境も確かめながら、マンションそのものの魅力をじっくりと堪能してみてほしい。

ザ・パークハウス 上野毛テラス
所在地:東京都世田谷区中町4丁目298番1(地番)
交通:東急大井町線「上野毛」駅(北口) 徒歩8分
総戸数:29戸(他に管理室1戸)
中央価格帯:7500〜8500万円
公式サイトはこちら

※建具や調度品、造作家具などは販売価格に含まれません。
※掲載の情報は、取材・撮影を行った2024年4月時点のものとなります。

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