演出家・アーティストの高山明。その前に展示されているのは、《サンシャイン62》(2008)のドキュメント。これは、5人1組になった参加者が、地図を頼りにホテルの一室や墓地、空っぽの体育館など16のスポットを巡っていくツアー型作品。すべてのスポットからは、「サンシャイン60」を眺めることができ、それぞれの場所で、池袋という場所や東京裁判(「サンシャイン60」は、戦争犯罪容疑者を収容する巣鴨プリズンの跡地に建てられた)に関するインタビューを聴き、住人からの講義を受けながら、参加者は「サンシャイン60」周辺を散策していく
PHOTOGRAPH BY KOHEY KANNO
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