愛する車でサーキットを自由自在に走れたら―― 子どもの頃から抱いていたその夢が現実となる場所、それが「THE MAGARIGAWA CLUB」だ。車と人とのクオリティライフは、新たなステージへ

BY KAI TOKUHARA

 車は単なる移動手段ではない。ライフスタイルであり生き方そのもの――たとえばそんなこだわりを抱くスーパーカー好きなら、その“相棒”とともにサーキットで心ゆくまで走ってみたいという思いに一度は駆られたことがあるのではないか。もちろんその気になれば既存のサーキットで走らせることはできる。しかしアクセスの時間や走ること以外での不便さなどを考慮すると、都市生活者にとってはハードルが高いのが現実だ。憧れの車を手にしたのに自由に走らせる場所がない、そんなジレンマを抱えるオーナーも多いはず。

 そこで朗報を。何かと制約が多かったこれまでの愛車との関わりを一変させてくれる施設が、2022年末の開業を目指しているという。その名も「THE MAGARIGAWA CLUB」。フェラーリ、ランボルギーニなどの国内正規ディーラーをグループにもつ「コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド」がオーガナイズする新たな会員制ドライビングクラブである。場所は昨今“ワーケーション”の機運の高まりとともにあらためて注目を集める南房総エリア。都心から約1時間という距離でありながら海と豊かな緑に囲まれたその地で、すでに着工している施設のコンセプトは「世界中のどのサーキットとも異なるドライビングクラブ」。

画像: 名称の由来は南房総の地形や風土を表す漢字「巛(マガリガワ)」。日本特有の自然に囲まれながら、愛車と家族と過ごす贅沢な時間を味わえる。写真はコースと施設の全景をかたどったジオラマ。800mのロングストレート、峠を縫うアップ&ダウンヒル、テクニカルなスプーンカーブなどを擁する1周3.5㎞の本格派コースは、現在コーンズの顧客専用レストラン&バー「1861」に設置されたシミュレーターで体験走行ができる PHOTOGRAPH BY YUICHI SUGITA

名称の由来は南房総の地形や風土を表す漢字「巛(マガリガワ)」。日本特有の自然に囲まれながら、愛車と家族と過ごす贅沢な時間を味わえる。写真はコースと施設の全景をかたどったジオラマ。800mのロングストレート、峠を縫うアップ&ダウンヒル、テクニカルなスプーンカーブなどを擁する1周3.5㎞の本格派コースは、現在コーンズの顧客専用レストラン&バー「1861」に設置されたシミュレーターで体験走行ができる
PHOTOGRAPH BY YUICHI SUGITA

 コースデザインを手がけるのは、これまで「イスタンブール・パーク」をはじめF1でもおなじみの有名サーキットの設計を数多く手がけてきた「Tilke Engineers & Architects」。代表のヘルマン・ティルケ氏はこう語る。
「30年以上コース設計をしてきましたが、このプロジェクトを初めて聞いたときは急勾配の山奥にサーキットをつくるなんてクレイジーだと思いました(笑)。しかし難しい課題に挑むことは我々にとって大きな喜びでもありますし、結果として世界のどこにも見あたらない素晴らしいコースが計画できたと思っています」

 ドライビングコースでは、自車走行が可能なのはもちろん、ル・マン24時間レースの日本人初の総合優勝者である関谷正徳氏らプロドライバーによるプライベートレッスンも受けられるという。

画像: 最大36台が同時に駐車可能なピットレーンは空調設備や給油ステーションを完備し、専属のメカニックが走行前後の点検も行ってくれる

最大36台が同時に駐車可能なピットレーンは空調設備や給油ステーションを完備し、専属のメカニックが走行前後の点検も行ってくれる

画像: 長期保管可能なプライベートパーキングも備える。室内の温度や湿度調整に加え、こちらもメカニックによるメンテナンスサービスが充実

長期保管可能なプライベートパーキングも備える。室内の温度や湿度調整に加え、こちらもメカニックによるメンテナンスサービスが充実

 さらに、THE MAGARIGAWA CLUBの真骨頂はサーキットだけにあらず。もうひとつの魅力が、日本の伝統様式と現代のテクノロジーを融合させたクラブハウスだ。ラグジュアリーなバーラウンジやレストラン、子どもも楽しめるファミリーラウンジを備え、さらにはフィットネスジムや天然温泉、広大な敷地にはドッグランやトレッキングなどさまざまなアクティビティエリアも併設される予定だ。愛車を介して家族との絆が深まり、近い価値観をもった新たな仲間たちと最上級のドライビングライフを共有できる。そんな新しい時代のコミュニティスペースになるはずだ。初期募集枠は完売。現在は限定10枠の2020年追加枠を募集中。

※ THE MAGARIGAWA CLUBの詳細については、公式サイトをご確認ください

画像: まさに「和モダン」の粋を集めたクラブハウスは「イチロクアーキテクツ」の小川達也氏が監修。「日本の美意識である自然との調和。それを軸に、モータースポーツのスピード感や高揚感をガラスや金属などで表現しました。クラブハウス以外の施設も地形を生かした建物にこだわっています」

まさに「和モダン」の粋を集めたクラブハウスは「イチロクアーキテクツ」の小川達也氏が監修。「日本の美意識である自然との調和。それを軸に、モータースポーツのスピード感や高揚感をガラスや金属などで表現しました。クラブハウス以外の施設も地形を生かした建物にこだわっています」

画像: 広々としたテラスやプール、スパ、温泉などからは東京湾や富士山が望める PHOTOGRAPHS:COURTESY OF THE MAGARIGAWA CLUB

広々としたテラスやプール、スパ、温泉などからは東京湾や富士山が望める
PHOTOGRAPHS:COURTESY OF THE MAGARIGAWA CLUB

問い合わせ先
THE MAGARIGAWA CLUB
公式サイト

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