リビングルーム

グァダニーノは、この別荘を「文化や余暇を楽しむ場所――裕福なだけでなく、豊かな歴史をもつ場所」にしたいと考えていた。リビングルームは、パールマン一家が代々受け継いできた田舎の邸宅の中心であり象徴だ。そのため、ヴィスコンティ・ディ・モドローネはリビングルーム全体を柔らかいイメージに仕上げるよう求められた。大きな壁の一方に日本画の連作を飾り、床は絨毯で覆った。また、イタリアのテキスタイルブランドであるデダール社のアーカイブからいくつかの柄を選び出して復刻し、そのテキスタイルをリビングのソファーやアームチェアー、カーテンやテーブルクロスに使用した。骨董品は、ミラノにあるピヴァ・アンティークから調達。写真がないのが残念だが、映画の中でパールマン家の人々は、この部屋のテレビや1900年代初期のピアノのまわりに集って過ごした
PHOTOGRAPH BY GIULIO GHIRARDI
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