エマ・ストーンやウィレム・デフォーといった演技派が競演し世界中の映画好きを熱狂させた、ヨルゴス・ランティモス監督の『哀れなるものたち』。その最強チームが再び降臨し、新たなる実力派俳優も加わり、早くも話題沸騰の『憐れみの3章』。その見どころとは?

BY REIKO KUBO

画像: エマ・ストーン(写真左)が第3章で演じるのは、家族を捨てて新興宗教に走り、アンドリュー(ジェシー・プレモンス)とともに教祖たる人物を探すエミリー。元夫役はジョー・アルウィン(右) ©2024 SEARCHLIGHT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

エマ・ストーン(写真左)が第3章で演じるのは、家族を捨てて新興宗教に走り、アンドリュー(ジェシー・プレモンス)とともに教祖たる人物を探すエミリー。元夫役はジョー・アルウィン(右)

©2024 SEARCHLIGHT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

 奇才ヨルゴス・ランティモスと女優エマ・ストーンがタッグを組んで世界を驚かせ、魅了した『哀れなるものたち』。その余韻が冷めきらないうちに、早くも彼らの新作『憐れみの3 章』が登場する。エマ、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリーら前作のキャストやスタッフが再集結し、さらに今回新たに加わったジェシー・プレモンスは、変幻自在な本作の演技で今年のカンヌ国際映画祭の男優賞に輝いた。

画像: ジェシー・プレモンス(中央)は3章すべてに異なる役柄で出演。その卓越した演技が絶賛された ©2024 SEARCHLIGHT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

ジェシー・プレモンス(中央)は3章すべてに異なる役柄で出演。その卓越した演技が絶賛された  

©2024 SEARCHLIGHT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

 愛と支配をめぐる3 つの物語「選択肢を奪われ、自分の人生を取り戻そうと格闘する男」「海で失踪し帰還するも別人のようになった妻を恐れる警官」「卓越した教祖になると定められた特別な人物を懸命に探す女」では、当代屈指の演技派たちが各章で役柄を変えて競演。ランティモスならではの不条理で時に恐ろしくもユーモラスな物語が、観る者の価値観を揺さぶり続ける。『ラ・ラ・ランド』(2016年)でも魅せたエマ・ストーンのランティモス仕様のダンスも必見!

画像: youtu.be

youtu.be

『憐れみの3 章』
9 月27日(金)全国公開
公式サイトはこちら

T JAPAN LINE@友だち募集中!
おすすめ情報をお届け

友だち追加
 

LATEST

This article is a sponsored article by
''.