6.プラダのアーティな会場セットは今回も健在

プラダのショー会場はいつだって特別。会場に踏み入った瞬間から、感動する準備をしているようなものだ。あるシーズンは、ステージに紫色の砂山がつくられていた。大きな金属製の檻が会場を覆っていたことも。アートのようなステージセットは、そのときのコレクションと、デザイナーであるミウッチャ・プラダのファッションに対する複雑なアプローチを反映したものだ。今回のショースペースは、まるで迷路のように入り組んだベッドルーム。ランウェイに向かって突き出すように置かれたベッドや、ステッカーやポスターが貼られた壁は、少女のベッドルームのよう。そんな若者のマインドを、かすかな皮肉をもって解釈する。それが今回のコレクションのテーマだったと言える。
COURTESY OF PRADA
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