TEXT & PHOTOGRAPHS BY MARI KATSURA
たねやとコラボのアフタヌーンティー

上生菓子は3月と4月では異なるそう
1872年創業の近江八幡の和菓子舗たねやの和菓子の美意識と、アフタヌーンティーリチュアルを受け継いできたセントレジスのコラボレーションを楽しめる、「たねや ストロベリー・ティーセレモニーアフタヌーンティー」が4月30日(木)まで開催中だ。1904年から社交の場として親しまれてきたNY五番街のランドマーク「セント レジス・ニューヨーク」が、日本で唯一展開する「セント レジス ホテル 大阪」。たねやとのコラボは3度目だそうだが、春の開催は初めてだという。
歴史ある手仕事の温かみのある和菓子と、それに呼応する洗練されたセイヴォリーはとっても新鮮! 特にきび糖の生クリームの「生どら いちご mini」や賞味期限30秒のわらび餅をはじめ、さすが、餡がおいしくてハッとさせられるあんみついちご、そして、ジェノベーゼソースの筍と生ハムのキッシュ、たねやならではの最中種を生かした蟹とカリフラワームースの最中も口福! 大納言&抹茶のスコーンもおいしく、京都のブランド苺「京の雫」を炊いた香りの良いジャムとよく合う。
お茶は、水出しの朝宮煎茶”Liquid Jade”や、焼甘栗紅茶、和のチャイ、JING Teaの紅茶などから選ぶことができる。たねやとのコラボアフタヌーンティーを今年は冬にも予定しているそうで、そちらも早くも楽しみだ。

ビーフパストラミとオニオンコンフィのクレープロール、自家製スモークサーモンと胡瓜、紫蘇のサンドウィッチなども!

カジュアルで、アペロにも重宝する1階にあるブラッスリー「RÉGINE(レジーヌ)」。季節のいい時はテラス席も人気だ
ブラッスリー「RÉGINE」のベルベットケーキ

ベルベットケーキ「タワー・オブ・アスター」。単品は¥2,200、ケーキセット¥2,800。ハート型のメッセージプレートもあり、8色から選べる。要予約
昨年4月に「Ryuzu」のシェフを監修に迎えグランドオープンしたブラッスリー「RÉGINE(レジーヌ)」。セント レジス ホテル 大阪の15周年を象徴する一品として昨年末にお目見えしたのが、高さ約20cm、24層のベルベットケーキ「タワー・オブ・アスター」だ。軽やかなココアスポンジに、カシスの酸味を合わせた、ヴァローナ社のクーベルチュールを使用したクリームが夢のように合う!さらに鮮やかなベリーのソースで仕上げるので、テーブルまで華やぐ。まさに洗練された最高級のベルベットケーキはホテルの名物となりそうだ。

バースデーや食事会のデザートに喜ばれそう!
セントレジスバーのブラッディーマリー
12階のロビーフロアにあるセントレジスバー。1934年にNYのセント レジスにあるキング・コール・バーで誕生したのが、クラシックカクテルとして知られるブラッディーマリーだ。より優美なレッドスナッパーに改名されたのだが、世界のセントレジスにはそれぞれにオリジナルのブラッディーマリーがあるのだそう。大阪のそれは「ショーグンマリー」で、ゆずやワサビパウダーでローカルにアレンジ。夏のビアガーデンも素敵なのだそう(地元の友人がリピートしている)。
そして、ホテルステイももちろんこの上なく快適で、バトラーサービス、毎夕17時に行われるロビー階でのシャンパンをサーベルならぬ刀でオープンするシャンパン・サーベラージュ、館内にさりげなく漂う、創業者の母キャロライン・アスターの邸宅に飾られた花々をイメージした香りなど、さまざまな物語も魅力的だ。朝食には、チーズソースのエッグベネディクト、サラダドレッシングにブラディーマリードレッシングが選べたり、NYグルメの定番、バブガヌーシュやフムスまで並んでいて楽しい。

ブラックペッパーの効いた「レッドスナッパー」(¥2,600)。奥は、「バイオレットアワーマティーニ」。オレンジやバイオレットリキュールを使った香りのいいマティーニだ(¥2,600)

夕暮れ時のセレモニーで振舞われるシャンパン

松スイート。高層フロアからの景色も素晴らしく、ロケーションも最高だ。全160室

朝食のビュッフェは「ラ べデュータ」で。セント レジスのために育てられている平飼い鶏の卵を使った「チーズソースエッグベネディクト」
セント レジス ホテル 大阪
住所: 大阪府大阪市中央区本町3-6-12
電話番号: 06-6258-3333
公式サイトはこちら
桂まり
雑誌「SPUR」「eclat」などで、フード&トラベル、インタビュー記事を担当するライター。趣味は世界各国で料理教室に行くこと。温泉保養士。Instagramはこちら
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