2017年キャンペーンに起用された

アリシア・キーズ


 デザイナーのステラ・マッカートニーは、ブランド設立当初より、デザインから商品生産、店舗の運営に至るまで、企業としてサステイナブルであることを実現するための努力を続けてきた。レザーやファーなどの動物由来の天然素材を一切使用しないなど、ものづくりにおいても、そのブランド理念を徹底している。ファッションアイテムはいまや見た目の自己表現だけではなく、そこに携わる人々のライフスタイルや価値観を表現したものとして認知されている。「装うためのもの」から「共感できるもの」であることが求められる現在の潮流を、早くから取り入れてきたのだ。


 そうしたフィロソフィーを体現する活動の一環として、2014年から続いている「乳がん意識向上キャンペーン」。乳がんへの意識を高め、女性たちに健康維持や定期健診を呼びかけることを目的とした取り組みだ。これまでのキャンペーンでは、ケイト・モス、カーラ・デルヴィーニュなどを起用。そして今年は、乳がんの早期発見プログラムを利用する機会や意識に個人差があることに焦点をおき、ハーレムで生まれ育ったアーティスト、アリシア・キーズがキャンペーンのサポート役として抜擢された。


 2017年秋冬ランジェリー・コレクションから、このキャンペーンのために特別にデザインされたランジェリーセット「Ophelia Whisling(口笛を吹くオフィーリア)」が、ステラ マッカートニー 青山と六本木ヒルズ、オンラインストアで限定アイテムとして発売中だ。売り上げの一部は寄付され、ハーレム地域に住む女性たちの乳がん検診の受診や、乳がん患者の治療に役立てられる。



「Ophelia Whisling(口笛を吹くオフェーリア)」

日本製のレースに、繊細なシルクの巻きリボンストラップと、

くるみボタンをあしらったモダンなデザイン。

ポピーピンクが、さりげない女らしさを引き立てる

ソフトカップブラ ¥20,000、ビキニブリーフ¥10,000

PHOTOGRAPHS: COURTESY OF STELLA McCARTNEY


 

 ランジェリーに求められるのは機能美だけではない。素材やカラーなど、ひとりひとりの個性に合ったデザインを楽しみながら選び、身に着けることで女性らしさをエンジョイできるのがランジェリーの最大の魅力だ。ステラ マッカートニーが主導する「乳がん意識向上キャンペーン」は、もう一度女性であることにプライドを持つことを目的としているという。フェミニンで、さりげなくセクシーでありながら、モダンで自立した女性をイメージさせるこのランジェリーは、身につける人をより美しく引き立ててくれるだろう。




ステラ マッカートニー ジャパン

TEL. 03(6427)3507

公式サイト






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