腕時計の小さな文字盤の上に、月の満ち欠けを描き出すムーンフェイズ機構。時を超えて受け継ぎたいエレガントな新作がロレックスから登場

BY NANCY HASS, PHOTOGRAPH BY ROBIN STEIN, TRANSLATED BY G. KAZUO PEÑA(RENDEZVOUS)

画像: チェリーニ ムーンフェイズ <39㎜径、K18エバーローズゴールド、機械式自動巻きムーブメント、 アリゲーターレザーストラップ> ¥2,550,000

チェリーニ ムーンフェイズ
<39㎜径、K18エバーローズゴールド、機械式自動巻きムーブメント、
アリゲーターレザーストラップ>
¥2,550,000

 高級時計の複雑な機構のほとんどは、マニアであることを誇りに思っている熱烈な時計ファンに向けられたものだ。甘美なチャイムの音色が時刻を知らせてくれることに快感を覚えたり、ひと目見ただけで、オーストラリアのパースが今何時なのかわかることに喜びを感じるような、そんな人々だ。なかでも、ロマンティストにターゲットを絞った特別な機構といえば、昔から伝わるムーンフェイズ、すなわち月の満ち欠けを表す仕掛けだろう。

 今回、ロレックスはエレガントなチェリーニ コレクションの新作として、1950年代以来初となるムーンフェイズ機構つきのモデルを発表した。ホワイトラッカー仕上げの文字盤はローズゴールドのケースに収められ、星をちりばめたなめらかなブルーエナメルのサブダイヤルが際立つデザインとなっている。満月の意匠には小さな隕石があしらわれ、新月はシルバーのリングで示されている。このムーンフェイズ機能は、122年間その精度を保証されているので、あなたが、そして将来この時計を受け継ぐ誰かが、空を見上げて、こんなふうに思ったとしても心配はいらない。「この月は、満ちていくのだろうか。それとも欠けていくのだろうか?」

問い合わせ先
日本ロレックス
TEL. 03(3216)5671

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