“More Conversations, More Love(より多くの会話を、より多くの愛を)”ーーラルフ ローレン社が展開する、がんケアに注力した支援活動「Pink Pony」。その2020年シーズンのキャンペーンが始まった

BY MASANOBU MATSUMOTO

 ある人は「ただ生き延びたいのではなく、成長していきたい」と言い、ある人は「私が乗り越えられたのは、愛でした」と語る。がんに対する意識向上、質の高い治療の実現、そして医療格差の解消を目的としたラルフ ローレン社のPink Ponyキャンペーンのスペシャルムービーの一幕だ。この動画では、がんサバイバー、また医師や研究者、活動家などのキャンペーンサポーターが自らの体験や思いを言葉にしている。

画像: RALPH LAUREN | Polo Ralph Lauren | Pink Pony 2020 © RALPH LAUREN youtu.be

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 20年目を迎えた今年のテーマは「More Conversation, More Love」。たくさんの会話とたくさんの愛で世界を満たそうというメッセージだ。実のところ、ファッションデザイナー、ラルフ・ローレンが、がんケアに対する取り組みを始めたのも、愛と会話がきっかけだった。親友であったワシントン・ポスト紙のファッションエディター、ニーナ・ハイドが乳がんを患った際、ラルフ・ローレンは彼女と対話を重ね、がんの治療と研究のために自分ができることをすると約束したのだ。

 彼女が亡くなった後、ラルフ・ローレンはワシントンDCに彼女の名前を冠した乳がん研究センターを共同設立。また当時、医療格差が顕著だったニューヨークのハーレム地区にラルフ ローレンがん治療センターも開設した。こうした支援活動をより拡大するために、2000年、Pink Pony基金を立ち上げた。

画像: (写真左)キャンペーンのサポーターで、『How To Be An Antiracist(反人種差別主義者になる方法)』の著者でもあるイブラム・X・ケンディ博士。自身もがんサバイバーである (写真右)「辛い時も、幸せな時も、私たちをつなげているのは愛だと思います」と語るモデルの冨永 愛。10月14日からスナップチャットのブランドアカウントでは、サポーターたちのスペシャルコメントを配信予定

(写真左)キャンペーンのサポーターで、『How To Be An Antiracist(反人種差別主義者になる方法)』の著者でもあるイブラム・X・ケンディ博士。自身もがんサバイバーである
(写真右)「辛い時も、幸せな時も、私たちをつなげているのは愛だと思います」と語るモデルの冨永 愛。10月14日からスナップチャットのブランドアカウントでは、サポーターたちのスペシャルコメントを配信予定

 “自分ができること”――当時、ファッションのパワーを慈善活動に結びつけるというアイデアをいち早く実践したのも、ラルフ・ローレンだった。2001年9月に開かれたラルフ ローレンのショーでは、モデルたちがブランドのアイコン「ポロプレイヤー」をピンク色にアレンジしたTシャツを着てランウェイを闊歩した。世界が注目するコレクションの舞台で、がんについて啓蒙をし、思いをシェアするという発想だ。

 今年も、ピンクのポロプレイヤーをアイコンにしたキャンペーンアイテムを展開する。目玉のひとつは、英語、フランス語、日本語、中国語…… さまざまな言語での「愛」の文字がプリントされた「Love Language」Tシャツ。加えて“LIVE”と“LOVE”を掛けわせたメッセージTシャツ、ポロシャツやトートバッグなども揃う。

画像: それぞれ愛を意味する20以上の言語をプリントした「LOVE LANGUAGE」Tシャツ¥11,000

それぞれ愛を意味する20以上の言語をプリントした「LOVE LANGUAGE」Tシャツ¥11,000

画像: 「LIVE LOVE」Tシャツ ¥11,000 写真のライトピンクバージョンは売り上げの100パーセントが、Pink Pony基金、あるいはがん関連の慈善活動の国際的ネットワーク、日本では公益財団法人 日本対がん協会へ寄付され、がんの健診の推進、患者支援、研究などのサポートに役立てられる PHOTOGRAPHS: COURTESY OF RALPH LAUREN

「LIVE LOVE」Tシャツ ¥11,000
写真のライトピンクバージョンは売り上げの100パーセントが、Pink Pony基金、あるいはがん関連の慈善活動の国際的ネットワーク、日本では公益財団法人 日本対がん協会へ寄付され、がんの健診の推進、患者支援、研究などのサポートに役立てられる
PHOTOGRAPHS: COURTESY OF RALPH LAUREN

 これらのアイテムは、ラルフ ローレンの一部店舗および公式オンラインサイトで10月より順次販売。ライトピンクの「Live Love」Tシャツは購入価格の全額、その他のアイテムは25パーセントが、Pink Pony基金、あるいはがん関連のさまざまな国際的な慈善活動のために使われる(日本では、公益財団法人 日本対がん協会へ寄付され、がんの健診の推進、患者支援、研究などのサポートに役立てられる)。「愛は、私たちの人間性をより豊かで寛大にし、他者の思いに耳を傾けるよう、私たちの心を開かせる」とは、Pink Pony基金が支援するフランスのグスタフ・ルッシーがん研究所のジャン・シャルル・ソリア教授の言葉だ。ラルフ ローレンが、広く深く繋いできた愛の輪に、この機会に参加してみてはいかがだろうか。

問い合わせ先
ラルフ ローレン
フリーダイヤル:0120-3274-20
公式サイト

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