「顔の中に線を描いて分断するのではなく、顔を球体ととらえ、面を意識してメイクをすると、寛容性のあるやさしい印象に仕上がります」とMICHIRUさん。マットな影色で骨格を彫り出していく"シェーディング"よりも、パール感のあるハイライトを用いて、光の効果で顔の球体感や丸みを強調するのがポイント。ハイライトはスキントーンの一部になるようなニュアンスカラーを選ぶ。「眉は山をつくってくっきり描くのはNG。眉頭から眉山までを明るいブラウン系でやや直線ぎみに描くと、やさしさの中にも凜とした志が感じられる表情に」。目もとに柔らかな色みのアイカラーをのせたら、アイラインはゴールドできらめき感をプラス。目もとを締めるのではなく、開いていくイメージで。唇は、ほのかな血色感のあるヌーディなベージュを、輪郭をとって丁寧に描く。「線よりも円をつくるイメージで、顔全体をワントーンにまとめると、柔和な雰囲気が生まれます」
PHOTOGRAPH BY SAKI OMI
「顔の中に線を描いて分断するのではなく、顔を球体ととらえ、面を意識してメイクをすると、寛容性のあるやさしい印象に仕上がります」とMICHIRUさん。マットな影色で骨格を彫り出していく"シェーディング"よりも、パール感のあるハイライトを用いて、光の効果で顔の球体感や丸みを強調するのがポイント。ハイライトはスキントーンの一部になるようなニュアンスカラーを選ぶ。「眉は山をつくってくっきり描くのはNG。眉頭から眉山までを明るいブラウン系でやや直線ぎみに描くと、やさしさの中にも凜とした志が感じられる表情に」。目もとに柔らかな色みのアイカラーをのせたら、アイラインはゴールドできらめき感をプラス。目もとを締めるのではなく、開いていくイメージで。唇は、ほのかな血色感のあるヌーディなベージュを、輪郭をとって丁寧に描く。「線よりも円をつくるイメージで、顔全体をワントーンにまとめると、柔和な雰囲気が生まれます」
PHOTOGRAPH BY SAKI OMI