篠山紀信氏が亡くなった。その作品がT JAPAN誌面を飾った回数は多くはないが、被写体の魂に迫る写真は毎回、私たちの心をゆさぶった

BY T JAPAN

田中泯と名和晃平、伝説のアートフェスティバル「白州」を語る(2022年11月号)

ダンサー・俳優の田中泯が80年代に始めた”芸術祭”の先駆け「白州」。その伝説を、現代アーティスト名和晃平との対談を通して振り返る特集。カバーも飾った田中泯と篠山紀信は、意外にもこの撮影が初顔合わせ。レンズを挟んで対峙するや、目に見えぬ火花が散って緊迫感が場に満ち、田中泯は何かに憑かれたかのように踊り出した。まるで写真家と被写体の魂の交信を見るようだった。

画像1: 田中泯と名和晃平、伝説のアートフェスティバル「白州」を語る(2022年11月号)
画像2: 田中泯と名和晃平、伝説のアートフェスティバル「白州」を語る(2022年11月号)
画像3: 田中泯と名和晃平、伝説のアートフェスティバル「白州」を語る(2022年11月号)
画像4: 田中泯と名和晃平、伝説のアートフェスティバル「白州」を語る(2022年11月号)
画像5: 田中泯と名和晃平、伝説のアートフェスティバル「白州」を語る(2022年11月号)
画像6: 田中泯と名和晃平、伝説のアートフェスティバル「白州」を語る(2022年11月号)

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創造の女神たちーー安藤桃子と安藤サクラスペシャル インタビュー (2019年6月号)

映画監督・安藤桃子と俳優・安藤サクラ。映画の世界に生まれ落ち、それぞれの道で才能を開花させた姉妹が互いを語る貴重なインタビュー。篠山はなんと七五三のときから、姉妹の人生の節目を撮影してきたという。ともに母となり、アーティストとしてますます輝く二人を、このときの篠山は父のような気持ちで撮影したのかもしれない。

画像1: 創造の女神たちーー安藤桃子と安藤サクラスペシャル インタビュー (2019年6月号)
画像2: 創造の女神たちーー安藤桃子と安藤サクラスペシャル インタビュー (2019年6月号)
画像3: 創造の女神たちーー安藤桃子と安藤サクラスペシャル インタビュー (2019年6月号)
画像4: 創造の女神たちーー安藤桃子と安藤サクラスペシャル インタビュー (2019年6月号)

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ふたりをよく知る4人が語る「愛と平和を求め続けたジョンとヨーコの物語」(2020年9月号)

英国が生んだ偉大なミュージシャン、ジョン・レノンと日本人の前衛芸術家、オノ・ヨーコ。”ふたりをよく知る”人物の一人として篠山にインタビュー。アルバム『ダブル・ファンタジー』のジャケットに使用された伝説のカットの撮影秘話を語った。このアルバムは結果的に、ジョンの遺作となった。

画像1: ふたりをよく知る4人が語る「愛と平和を求め続けたジョンとヨーコの物語」(2020年9月号)
画像2: ふたりをよく知る4人が語る「愛と平和を求め続けたジョンとヨーコの物語」(2020年9月号)

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クイーンの名盤を舞台化した『Q』野田秀樹が制作秘話を語る(2019年11月号)

劇作家の野田秀樹が、シェイクスピアと源平合戦と英国のロックバンド「クイーン」の楽曲を自在に操り編み上げた傑作舞台『Q』:A Night At The Kabuki。その稽古場に、篠山は「慣れた場所だから」と一人でふらりと現れた。野田作品のビジュアルをずっと撮影してきた篠山は、まるで透明人間のように稽古場に溶けこみ、野田の様々な表情を瞬く間にフィルムに収めていった。

画像1: クイーンの名盤を舞台化した『Q』野田秀樹が制作秘話を語る(2019年11月号)
画像2: クイーンの名盤を舞台化した『Q』野田秀樹が制作秘話を語る(2019年11月号)
画像3: クイーンの名盤を舞台化した『Q』野田秀樹が制作秘話を語る(2019年11月号)

疾走する劇作家・野田秀樹 スペシャルインタビュー記事へ

篠山紀信氏のご冥福を心よりお祈りいたします。

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