BY EMI ARITA
カルテルの「ルナム ソファ」
世界的なデザイナー、パトリシア・ウルキオラが手がけた、カルテルの「ルナム ソファ」。月面の幻想的なムードにインスパイアされてデザインしたもので、どの角度から見てもまるく緩やかに弧を描いたアウトラインが特徴。
座面が広くゆったりとしたシートは、ふんわりとソフトな座り心地でくつろぎのひとときを演出。そのシートを支えるスチールフレームとのコントラストもおしゃれ。張り地はホワイト、グリーン、オレンジなどのカラーが揃うブークレ素材の「オルセット」と、アースカラーが揃うメランジ生地の2種よりセレクト可能。同シリーズのオットマンやクッション、アームチェアもあるので、リビングをトータルコーディネートするにもおすすめ。
カルテル
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moooiの「アルドラソファ」
まるで花びらが大きく開いたような曲線を描く背もたれが特徴の「アルドラソファ」。デザインを手掛けたのは、建築からインテリア、プロダクトデザインと幅広い分野で活躍するクリスティーナ・チェレスティーノ。2つに分かれた背もたれは、植物の花弁や昆虫の羽など自然界に溢れる造形をモチーフにしており、どこ角度から見ても目を奪う美しさ。
向かい合った背もたれは、パートナーや友人と、ゆったりと会話を楽しむにも最適。張り地は、ベルベッド生地やレザーなど、豊富な素材とカラーから選択可能。また、左右いずれかに背もたれのあるシェーズロングタイプも展開。ライフスタイルや好みに合わせて、とっておきの1台を迎えたい。
moooi(モーイ)
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ヴィトラの「フリーフォーム ソファ」
20世紀を代表する彫刻家、イサム・ノグチがデザインした「フリーフォーム ソファ」は、1950年頃に限定生産され、2002年に「ヴィトラ デザイン ミュージアム」から復刻されるまでは、イサム・ノグチの家具の中でも特に希少価値が高く、入手困難とされていた名作。自然の造形物のような優雅なフォルムで、まるで川辺の小石を大きくしたような佇まいは、まさにオブジェのよう。
より軽やかで心地よいソファを表現するべく、あえて薄くて軽いクッション材と、ナチュラルな色味にしているのも特徴。 ぽってりと丸みのある木製の脚は、ソリッドメープル材ナチュラル仕上げか、ウォールナット材ステイン仕上げからセレクトできる。別売りのオットマンとあわせて、自然の風景を住まいに取り入れるように、コーディネートを楽しみたい。
ヴィトラ
TEL. 0120-924-725
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GUBIの「ビートルソファ」
デンマークを拠点に活躍するデザインデュオ、ガムフラテージがデザインした「ビートル ソファ」。2013年に発売以降、デンマークの家具ブランドGUBI(グビ)のアイコン的存在となっている「ビートルチェア」から着想を得てデザインしたもので、チェアと同じく、カブトムシの動きやフォルムの美しさをデザインに落とし込んだ、アイコニックなシルエットが特徴。
独特のカーブを描くシートには、上品で滑らかな触り心地のベルベット生地を採用。ふんわりと体を包み込むような座り心地も快適だ。やや円錐形をした華奢なスチールの脚は、まさにカブトムシの特徴的な脚のようであり、デザインに軽やかさを添えている。幅140cmとミニマルなサイズ感も魅力。
ザ・コンランショップ
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カリモクニュースタンダードの「エレファントソファ」
ボリュームのあるアームが絶妙なカーブを描き、後から見た姿も美しい「エレファントソファ」。デザインを手掛けたのは、家具や照明、陶器など幅広い分野のプロダクトを手がけるドイツ出身のデザイナー、クリスチャン・ハース。
シートのクッションには、耐久性のあるポケットコイルスプリングと高品質のウレタンフォームを組み合わせており、程よい弾力で体を支え、長時間座っていても快適。無垢のクリ材から削り出された脚部など、細部まで手の込んだフレームが、ふっくらと厚みのあるシートに軽やかさを添える。1人掛け〜3人掛け、左右アームを選べるシェーズロング、オットマンなど11種類のモジュールがあり、ライフスタイルに合わせて様々な形にカスタマイズが可能。張り地も豊富な素材とカラーよりセレクトできる。
カリモクニュースタンダード
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Muutoの「オスロソファ」
家具や照明をはじめ、食器やインテリア雑貨まで幅広いプロダクトを提案する、デンマークのブランド「Muuto(ムート)」の「オスロソファ」。ノルウェーのデザインシーンをリードする、今、注目のデザインユニット、アンデシェン & ヴォルが手がけた「オスロ」シリーズのソファで、スカンジナビアデザインに彫刻的な表現を取り入れた、アイコニックなシルエットが印象的。
体を包み込みようにカーブを描く背もたれと、ぷっくりと厚みのあるシートは、長時間座っていても快適。バリエーションは2シーターと3シーターの2種。シートは淡いグリーンやピンク、グレーなど温もり溢れるカラーが揃う。
FLYMEe(フライミー)
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カール・ハンセン&サンの「RF1903 サイドウェイ・ソファ」
曲げ木加工を施した無垢材とペーパーコードを組み合わせた背板が、大きなカーブを描く「RF1903 サイドウェイ・ソファ」。デンマーク出身のデザイナー、リッケ・フロストが、デンマークで放送された家具デザインを競うリアリティ番組「Danmarks næste klassiker(次世代のデニッシュ・クラシック)で制作した作品であり、最優秀賞を受賞した後、⼿直しを加え「RF1903 サイドウェイ・ソファ」を完成させた。
アシンメトリーになったユニークなフォルムは、パートナーや友人と斜めに対面できるようデザインしたもの。付かず離れずのちょうどよい距離感が、日々の豊かなコミュニケーションを演出してくれる。張り地は、グレーやホワイト、イエローやブルーなど全7色のファブリックから選択可能。また、右カーブ、左カーブのいずれかよりセレクトできる。
カール・ハンセン&サン 東京本店 / 大阪
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