不在でも冷凍食品が受け取れる便利な「冷凍・冷蔵宅配ボックス」ほか、ランドリー&カフェや間取りを変えられる可動式収納など、共用部も住居も、暮らしやすさが充実!新築マンションのモデルルームを見学し、最新の住宅事情をお届けする本連載第12回は、天王洲運河を望むウォーターフロントに誕生する、「ブランズシティ品川ルネ キャナル」をご紹介

TEXT&PHOTOGRAPHS BY NORIHIKO MORITA

冷凍商品を不在時でも受け取れる!
「冷凍・冷蔵宅配ボックス」を採用

画像: 「ブランズシティ品川ルネ キャナル」のエントランス完成予想CG COURTESY OF TOKYU LAND CORPORATION

「ブランズシティ品川ルネ キャナル」のエントランス完成予想CG

COURTESY OF TOKYU LAND CORPORATION

 ライフスタイルの多様化とともに急拡大したネット通販。宅配便の取り扱い量が増加するとともに懸念されているのが「再配達問題」だ。再配達はドライバー不足を招くだけでなく、CO₂の排出量増加なども指摘されている。多くの分譲マンションでは、1階共用スペースに宅配ボックスを設置することで再配達の削減に努めているが、今回紹介する「ブランズシティ品川ルネ キャナル」では、さらに「冷凍・冷蔵宅配ボックス」も併設することで、これまで対面受け渡しが必須だった鮮魚や精肉、冷凍品を含む食品も不在時の配達を可能としている。

画像: 「冷凍・冷蔵宅配ボックス」参考写真 COURTESY OF TOKYU LAND CORPORATION

「冷凍・冷蔵宅配ボックス」参考写真

COURTESY OF TOKYU LAND CORPORATION

 冷凍食品へのニーズの高まりや、共働き世帯にとっては、宅配の受け取りに対するストレスがなくなるメリットは大きい。ちなみに居住者は住戸内インターホンのランプ点滅で配達の確認ができるうえ、オートロック操作盤にも宅配状況が表示されるため、帰宅の際に荷物を受け取ることも可能だ。
 
 マンション選びにおいて、立地や品質ももちろん重要だが、暮らしやすさにつながる設備面もしっかりと確認したいところ。「ブランズシティ品川ルネ キャナル」は、この画期的な「冷凍・冷蔵宅配ボックス」のほかにも、生活利便性を高めてくれる施設や設備が充実。知れば知るほど、これからの時代にふさわしいマンションといえるだろう。

生まれ変わる品川で始まる暮らし、運河のほとりに住まう贅沢

 2026年10月下旬竣工予定の「ブランズシティ品川ルネ キャナル」は、環境先進マンション「BRANZ」を展開する東急不動産のほか、総合地所、よみうりランド、長谷工コーポレーションの計4社によるJV(ジョイント・ベンチャー)で開発がすすめられている。

 物件の特徴を示すキーワードのひとつは「ウォーターフロント」。天王洲運河のほとりという、ベイエリアならではのシチュエーションが魅力だ。JR品川駅の港南口からは徒歩14分ほど、東京モノレールの天王洲アイル駅からは徒歩約6分、りんかい線天王洲アイル駅からは徒歩約9分。品川駅や高輪ゲートウェイ駅周辺の再開発エリアとともに誕生する最新のレジデンスといえる。

画像: 外観完成予想CG。垂直ラインを強調したマリオンが特徴的 COURTESY OF TOKYU LAND CORPORATION

外観完成予想CG。垂直ラインを強調したマリオンが特徴的

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 周辺環境としては、運河を挟んだ対岸の天王洲アイル水辺広場など運河ならではの風景が広がるほか、芝生に覆われた港南緑水公園や天王洲公園もすぐ近く。大きな空と品川のビル群を望む景観が美しい。なお、港南緑水公園にはドッグランが併設されており愛犬家にも大人気。もちろん「ブランズシティ品川ルネ キャナル」はペットOKなうえ、共用のペット足洗い場も設置している。

流行りのランドリー&カフェも!キッズからシニアまで、
多世代の豊かな暮らしを叶える充実の共有スペース

 モデルルームは、建設予定地の対岸となる天王洲シーフォートスクエア11階のBRANZギャラリー品川で見学できる。ギャラリーでまず目に入るのは、物件の全体を現した模型だ。地上19階建で総戸数は233戸、板状の2棟がL字型に組み合わさったような形状をしている。

 外観は眺望のよさを活かした大きな開口部と立体感のあるバルコニーに交差する垂直のマリオンが特徴。重厚感のある佇まいが印象的だ。

画像: 「ブランズシティ品川ルネ キャナル」の模型

「ブランズシティ品川ルネ キャナル」の模型

 なお、BRANZギャラリー品川には模型の展示ルームのほか、対岸の建設地を眺める「ビューコーナー」がある。見学者は風景の中央に「ブランズシティ品川ルネ キャナル」が建つことを想像しながら周辺環境を確認できる。CGやイメージ映像だけではなく、自分の目で見た風景をもとに「完成予想」ができると、多くの見学者に好評のようだ。

画像: 「ビューコーナー」から建設地を遠望。手前の囲まれた水面(東京海洋大学繋船場)に隣接している一角が建設地

「ビューコーナー」から建設地を遠望。手前の囲まれた水面(東京海洋大学繋船場)に隣接している一角が建設地


画像: シアターでは物件の立地環境などを解説

シアターでは物件の立地環境などを解説


 「ブランズシティ品川ルネ キャナル」は、共用スペースが充実しているのも魅力のひとつ。シマトネリコ、クスノキなどを配した中庭に、2層吹き抜けのエントランスホールといったコモンスペースのほか、多目的に利用できるマロニエスタジオやパーティールーム、ワークラウンジを備えている。

画像: 中庭完成予想CG COURTESY OF TOKYU LAND CORPORATION

中庭完成予想CG

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 マロニエスタジオとワークラウンジには、ノルウェー発のタッチパネル一体型ビデオコラボレーションデバイス「Neat Board」を導入予定。リモート会議はもちろん、ヨガやダンスなどのワークショップでも活用できる。仕事だけではなく居住者同士のコミュニケーションを図るツールとしても活躍してくれそうだ。

画像: マロニエスタジオ完成予想CG。大型モニターでスポーツ観戦を楽しんだりと、多世代がつながる場となりそうだ COURTESY OF TOKYU LAND CORPORATION

マロニエスタジオ完成予想CG。大型モニターでスポーツ観戦を楽しんだりと、多世代がつながる場となりそうだ

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画像: マロニエスタジオ内の多目的スタジオ完成予想CG COURTESY OF TOKYU LAND CORPORATION

マロニエスタジオ内の多目的スタジオ完成予想CG

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画像: ワークラウンジ完成予想CG。個室ブースも用意されている COURTESY OF TOKYU LAND CORPORATION

ワークラウンジ完成予想CG。個室ブースも用意されている

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 さらに、今、人気のランドリー&カフェも完備。衣替えの季節に大量に洗濯を済ませたいときや、布団の洗濯・乾燥をしたいとき、外に行かずとも大型ランドリーを利用できるのは、非常に便利だ。また、2タイプのゲストルームも完備。美しく洗練されたホテルライクなインテリアは、遠方から遊びに来た家族や友人にも、ゆったりとくつろげるひとときを楽しんでもらえるだろう。

画像: ランドリー&カフェ完成予想CG COURTESY OF TOKYU LAND CORPORATION

ランドリー&カフェ完成予想CG

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画像: ゲストルーム完成予想CG COURTESY OF TOKYU LAND CORPORATION

ゲストルーム完成予想CG

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ウォールドアにより拡張するリビングスペース

 見学するモデルルームは3LDK、75.03㎡のA1タイプ。位置的に玄関横が個室となっているのはよくある間取りだが、個室の窓ガラスにルーバー面格子が設置されており、採光や通風を妨げることなく防犯性を向上。安全・安心を感じられる仕様となっている。玄関ホールはドアの目の前が廊下とならないよう、L字型にクランクさせることで室内への視覚を遮っている。プライバシー性を考慮した設計が施されているのがうれしいポイントだ。

画像: 玄関と玄関に接する個室の窓に設えられたルーバー面格子

玄関と玄関に接する個室の窓に設えられたルーバー面格子 

画像: 玄関ホール。左下が廊下の上がり框。玄関ドアを開けても室内は見えない設計となっている

玄関ホール。左下が廊下の上がり框。玄関ドアを開けても室内は見えない設計となっている

 リビング・ダイニングは約12.3畳。対面式でリビング・ダイニングと空間を一体化したキッチンも含めると15畳以上となるスペースだ。床はオプションのタイル貼りを採用していることもあり、より一層上質な空間に仕上がっている。

画像: 約12.3畳のリビング・ダイニングと約3.3畳のキッチン

約12.3畳のリビング・ダイニングと約3.3畳のキッチン

 キッチンの仕様はディスポーザーに食器洗い乾燥機、浄水器一体型タッチレス水栓などを標準装備。天板は天然水晶の美しさと樹脂の強度を併せ持つフィオレストーン(人造石)を採用。傷がつきにくく手入れしやすいのが特徴だ。

画像: キッチンの天板は高さ85、90cmから選択可能。アールのついた下がり天井やキッチン背面の収納(電子レンジ付オーブンとカップボード)はオプション

キッチンの天板は高さ85、90cmから選択可能。アールのついた下がり天井やキッチン背面の収納(電子レンジ付オーブンとカップボード)はオプション

 また、リビング・ダイニングに隣接した個室にも注目したい。独立した空間ではあるが、ウォールドアを採用することによりリビング・ダイニングの拡張空間として利用できる。普段はリビング・ダイニングの延長空間としながら、テレワークや趣味のスペースとして利用する場合はウォールドアによりパーソナル空間に。使い方次第でスペースを有効活用できる設えになっている。

画像: リビング・ダイニングに隣接する個室は約5.0畳

リビング・ダイニングに隣接する個室は約5.0畳

画像: ウォールドアを閉めれば完全な個室として利用できる

ウォールドアを閉めれば完全な個室として利用できる

可動収納ユニット「ウゴクロ」で間取りを可変!
ライフスタイルの変化に対応

 ウォールドアは、居住空間に可変性を与える最新マンションの機能として多く採用されているが「ブランズシティ品川ルネ キャナル」では、さらに空間の可変性を求めた機能を導入している。それが一部住戸に採用された間取り可変システム「ウゴクロ」だ。ウゴクロは部屋と部屋の堺に可動収納ユニットを設置することで、ふたつの部屋の広さを変えることを可能とする。つまり、ライフスタイルや家族構成の変化に合わせ部屋の広さを変えられるということだ。

 モデルルームでは、リビング・ダイニングに接する個室と隣り合う個室との間のクローゼットが、まさに「ウゴクロ」。ウゴクロの位置を変えることで、ふたつの個室は約2畳ほど広さを増減することが可能となる。たとえば、まだ幼い子ども用の個室にそれほどスペースを割く必要がないとすれば、リビング・ダイニングに接した個室の方の面積を拡張することでリビングスペースを広くとることができる。反対に子どもが成長したときには、リビングスペースを縮小して子ども部屋を広くする、といった具合だ。ライフスタイルの変化に対応できる機能が備わっていることも住まいの魅力のひとつといえるだろう。

画像: リビング・ダイニングに接する個室の奥側のクローゼットが「ウゴクロ」。前後に動かすことでスペースを調整できる(約4畳から約6.5畳の範囲で可変※モデルルームタイプの場合)

リビング・ダイニングに接する個室の奥側のクローゼットが「ウゴクロ」。前後に動かすことでスペースを調整できる(約4畳から約6.5畳の範囲で可変※モデルルームタイプの場合)

画像: 子ども部屋から見た「ウゴクロ」もクローゼットとなっている

子ども部屋から見た「ウゴクロ」もクローゼットとなっている

画像: ウゴクロにより、広々とした空間を確保した子ども部屋(約3.6畳から約6.1畳の範囲で可変できる※モデルルームタイプの場合)

ウゴクロにより、広々とした空間を確保した子ども部屋(約3.6畳から約6.1畳の範囲で可変できる※モデルルームタイプの場合)

 収納スペースはウゴクロだけでなく主寝室にも大容量のウォークインクローゼットを備えているので安心だ。衣服のほか季節家電や掃除機などの清掃アイテムにスポーツグッズなど、高さや幅があるものも余裕を持って収納できるだろう。

画像: 寝室は約6.0畳。L型間接照明やベットヘッドはオプション

寝室は約6.0畳。L型間接照明やベットヘッドはオプション

画像: 主寝室のウォークインクローゼットはオプションでガラス引き戸に変更

主寝室のウォークインクローゼットはオプションでガラス引き戸に変更

 ウォーターフロントという希少性の高い立地に品川の再開発エリアを生活圏内とするロケーションから、多くの人の関心を集めている「ブランズシティ品川ルネ キャナル」。その立地環境が優れているのは確かだが、物件の魅力はそれだけではない。多彩な共用スペースやウゴクロのほか、冷凍・冷蔵宅配ボックスやEV充電駐車場などの設備・仕様は、多忙なライフスタイルを送る居住者の生活利便性を高めてくれる機能にあふれている。

画像: エントランスホール完成予想CG COURTESY OF TOKYU LAND CORPORATION

エントランスホール完成予想CG

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 将来の暮らしの変化を考慮したうえでの、可変性のある住まいのカタチとは何か。「ブランズシティ品川ルネ キャナル」のモデルルームは、これからのライフスタイルを想像しながら見学することをおすすめする。

ブランズシティ品川ルネ キャナル
所在地:東京都港区港南四丁目20-1他(地番)
交通:JR山手線・京浜東北線・東海道本線「品川」駅 港南口 徒歩14分
総戸数:233戸
竣工予定:2026年10月下旬(予定)
予定販売価格帯:10,690万円~17,890万円
公式サイトはこちら

※各完成予想CGは計画段階の図面を基に描き起こしたもので実際とは異なります。
また、植栽は入居時を想定して描かれたものではありません。
※モデルルームは標準プランにオプションなどの有償プランを採用しています。
※家具や調度品、造作家具などは販売価格に含まれません。
※掲載の情報は、取材・撮影を行った2025年3月時点のものとなります。

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