カッシーナやハーマンミラー、アルフレックスなど、人気のインテリアブランドの新作をはじめ、注目のコーヒーテーブルを厳選紹介。個性あふれるデザイナーズなら、置くだけで洗練されたリビングを叶えてくれるはず!

BY EMI ARITA

ハーマンミラーの「ジラード フラワーテーブル」

画像: 「ジラード フラワーテーブル」(ラージサイズ)<D59.8×H24.9cm>¥260,700/ハーマンミラー COURTESY OF HERMAN MILLER

「ジラード フラワーテーブル」(ラージサイズ)<D59.8×H24.9cm>¥260,700/ハーマンミラー

COURTESY OF HERMAN MILLER

 可憐な花が咲き誇る様子をそのままテーブルにしたようなハーマンミラーの「ジラード フラワーテーブル」。ハーマンミラーのテキスタイル部門の初代ディレクター、アレキサンダー・ジラードが、1950年代にアメリカのインディアナ州コロンバスにある「ミラーハウス&ガーデン(通称ミラーハウス)」のためにデザインしたもので、2025年に復刻製品化。円形の天板にあしらわれた、フリルのようなエッジ、花びらの形をモチーフにした脚のデザインと、自然界の美しさを遊び心あふれるデザインで表現した名作テーブルが現代に蘇った。

 パウダーコーティング仕上げのスチール製で、屋外でも使用が可能。サイズはラージとスモールの2種で、カラーは「アンスラサイト(ダークグレー)」と「ビビッドレッド」の2色。単体使いはもちろん、サイズや色違いで組み合わせて個性を際立たせるのもおすすめ!

画像: COURTESY OF HERMAN MILLER

COURTESY OF HERMAN MILLER

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ハーマンミラーストア 丸の内
TEL. 03-3201-1820
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カッシーナの「トレイ」

画像: 「トレイ 」(ラウンドテーブル)<φ88×H36cm>¥539,000~/カッシーナ COURTESY OF CASSINA IXC.

「トレイ 」(ラウンドテーブル)<φ88×H36cm>¥539,000~/カッシーナ

COURTESY OF CASSINA IXC.

 トレイのようにくりぬかれた無垢天板に、華奢なスチール製の脚を組み合わせた、カッシーナの「トレイ」。デザインを手掛けたのは、イタリアとスウェーデンにスタジオを持つイタリア出身のデザイナー、ルカ・ニケット。「トレイ」は、ラウンドテーブルのほか、スクエアテーブル、円柱型のラウンドテーブルと、多彩なバリエーションがあるのが特徴。高さやサイズもさまざまあるため、複数組み合わせることで自由なレイアウトを楽しめる。

 幾何学的なモチーフと、静かな美しさを醸し出す日本的な美意識を融合させたグラフィカルなデザインは、単体使いでも存在感を放つ。インテリアやライフスタイルにあわせて、自分好みのコーヒーテーブルを完成させて。

画像: テーブルの天板は、無垢材のほか、大理石、ポーセリンなど形によって数種からセレクト可能。円柱型ラウンドテーブルはポーセリン製のみで、屋外でも使用ができる COURTESY OF CASSINA IXC.

テーブルの天板は、無垢材のほか、大理石、ポーセリンなど形によって数種からセレクト可能。円柱型ラウンドテーブルはポーセリン製のみで、屋外でも使用ができる

COURTESY OF CASSINA IXC.

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カッシーナ・イクスシー 青山本店
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アルフレックスの「トロカデロ」

「トロカデロ」(GLOSSY)<W60×D62×H38.3cm>¥321,200(※画像の場合)/アルフレックスジャパン

COURTESY OF ARFLEX JAPAN

 家具デザインからファッションブランドのグラフィックまで、幅広い分野で活躍するフランスを代表するデザイナー、パトリック・ノルゲがデザインした、アルフレックスの「トロカデロ」。シンプルな天板に組み合わせたのは、ひときわ存在感を放つ幅広の脚。天板の軽やかさと脚部の重厚感のコントラストが美しく、リビングの主役にもぴったり!

 天板からはみ出た脚部の上部は、角にアールをつけることで、デザインのアクセントを添えるとともに視覚的な抜け感を演出。4色から選べる艶やかなグロッシー仕上げは3サイズ。無垢材の木質仕上げは、ラウンド天板3サイズ、スクエア天板3サイズの全6種からセレクト可能。

画像: COURTESY OF ARFLEX JAPAN

COURTESY OF ARFLEX JAPAN

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アルフレックスジャパン 
TEL. 0120-33-1951
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ボーコンセプトの「エクスポーズ コーヒーテーブル」

画像: 「エクスポーズ コーヒーテーブル」<φ80×H42cm>¥147,900/ボーコンセプト COURTESY OF BO CONCEPT

「エクスポーズ コーヒーテーブル」<φ80×H42cm>¥147,900/ボーコンセプト

COURTESY OF BO CONCEPT

 ボーコンセプトの「エクスボーズ コーヒーテーブル」は、ふっくらと厚みのある天板を、スカロップ(波形)状のデザインを施したベースが支える、エレガントな佇まいが印象的。2020年の発売以来、ボーコンセプトで人気を博してきたアルミ製のテーブルコレクション「エクスポーズ」を、デンマークのデザインデュオ、セイズ・フーが再解釈したもので、特徴的なデザインはそのままに、素材をコンクリートにアップデート。

 コンクリートならではの粗めのテクスチャーは、趣のある表情を生み、やわらかで心地いい空気感を演出。コーヒーテーブルのほか、コンパクトなサイドテーブルもあり。サイズ違いで並べたり、アルミ製の「エクスポーズ サイドテーブル」と組み合わせて表情の違いを楽しむのもおすすめ。

画像: COURTESY OF BO CONCEPT

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カールハンセン&サンの「サイドウェイ・コーヒーテーブル」

画像: 「RF1905 サイドウェイ・コーヒーテーブル」<W74×D69×H40cm>¥282,700〜/カール・ハンセン&サン COURTESY OF CARL HANSEN & SØN

「RF1905 サイドウェイ・コーヒーテーブル」<W74×D69×H40cm>¥282,700〜/カール・ハンセン&サン

COURTESY OF CARL HANSEN & SØN

 有機的なフォルムと卓越した素材選びで、流行に左右されないタイムレスなデザインを得意とするデンマークのデザイナー、リッケ・フロストがデザインした、カール・ハンセン&サンの「RF1905 サイドウェイ・コーヒーテーブル」。ソファやフットスツールなどが揃う「サイドウェイ・シリーズ」のひとつで、シリーズに共通する美しい木製フレームに、リバーシブルのテーブルトップを組み合わせているのが特徴。

 テーブルトップの素材は、オーク材またはウォールナット材で、片面は2色から選べるラミネート材。普段は木材側に、来客時にはラミネート材側に.......など、気分やシーンにあわせた空間演出を楽しめる。リバーシブル仕様ではないテーブルトップもあり、そちらは、オーク材、ウォールナット材、大理石の3種からセレクト可能。
 テーブルトップの下には収納棚が備わっているのも魅力的。リモコンやタブレット、本など、散らかりがちな小物類をすっきりと収めて、“絵”になるリビングを目指して。

画像: COURTESY OF CARL HANSEN & SØN

COURTESY OF CARL HANSEN & SØN

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カール・ハンセン&サン 東京本店 / 大阪 
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ジョナランアドラーの「ミラノカクテルテーブル」

画像: 「ミラノカクテルテーブル」<W125×D75×H47cm>¥512,600/ジョナサンアドラー(トーヨーキッチンスタイル) COURTESY OF TOYO KITCHEN STYLE

「ミラノカクテルテーブル」<W125×D75×H47cm>¥512,600/ジョナサンアドラー(トーヨーキッチンスタイル)

COURTESY OF TOYO KITCHEN STYLE

 アメリカのデザイナー、陶芸家、作家のジョナサン・アドラーが、1993年に立ち上げたインテリアブランド「ジョナサンアドラー」。ユニークで遊び心のあるデザインとモダンなスタイルとクラシック要素を融合させた ”モダンアメリカングラマー” な世界観が特徴で、当時ニューヨーク・バーニーズで発表したコレクションが大ヒット。その後SOHOに最初の店舗を構え、以降はアメリカ・ロンドンを中心にショップを展開し、世界中のセレブリティを魅了している。

 こちらはそんなジョナサンアドラーのリビングテーブル。テラゾー(人造大理石)製の5つの天板と彫刻的なスチールベースを組み合わせたユニークなデザインは、インパクト抜群! ユネスコ世界遺産に登録されているブラジルの都市・ブラジリアの主要建築物を手がけた、巨匠オスカー・ニーマイヤーの建築にインスパイアされてデザインされたもので、彫刻的なアートピースと機能的なテーブルというふたつの要素を見事に融合させている。
 天板は大小サイズ違いになっているので、小さい天板には花やキャンドルを、大きめの天板をテーブルに、とディプレイも楽しみながら思い思いの使い方を楽しみたい。

画像: COURTESY OF TOYO KITCHEN STYLE

COURTESY OF TOYO KITCHEN STYLE

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カリモクケースの「N-CT04」

画像: 「N-CT04」<W125.5×D83×H30.5cm>¥385,000/カリモクケース COURTESY OF KARIMOKU CASE

「N-CT04」<W125.5×D83×H30.5cm>¥385,000/カリモクケース

COURTESY OF KARIMOKU CASE

 カリモクケースは、1940年創業の日本を代表する木工家具メーカー、カリモク家具が展開するライフスタイルブランド。ノーム・アーキテクツ、芦沢啓治をはじめとする世界的な建築家たちによるデザインで、木の特性を活かした、プロダクトを提案している。

 堅牢なベースに、やわらかな曲線美が際立つテーブルトップを合わせたコーヒーテーブル「N-CT04」は、カリモクケースのディレクターとしても活躍する、コペンハーゲンのデザインスタジオ・ノーム・アーキテクツがデザイン。南麻布にあるマンションを舞台としたインテリアリノベーションプロジェクト「Azabu Hills Residence」の一環で製作されたもので、天然木本来の風合いと滑らかな手触りが魅力。一見シンプルな天板は、アシンメトリーになっており、リビングにさり気ないアクセントを添えてくれる。素材は、3色から選べるナラ材と、ケヤキ材の2種。

画像: COURTESY OF KARIMOKU CASE

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スウェデッセの「フラワー コーヒーテーブル」

画像: 「フラワー コーヒーテーブル」(Mサイズ)<W90×D84×H39cm>¥195,800/スウェデッセ(アクタス) COURTESY OF ACTUS

「フラワー コーヒーテーブル」(Mサイズ)<W90×D84×H39cm>¥195,800/スウェデッセ(アクタス)

COURTESY OF ACTUS

「フラワー コーヒーテーブル」は、スウェーデンを代表するデザイナー、イングヴェ・エクストロームらが1945年に設立した家具ブランド、SWEDESE(スウェデッセ)のアイコン的作品。2004年にデンマークのデザイナー、クリスティン・シュワルツァーがデザインしたもので、その名の通り、花びらを彷彿とさせるテーブルトップが特徴。自然界の有機的な美しさを落とし込んだテーブルは、リビングのアイキャッチになること間違いなし!

 スチール製の脚をすっきりと細身にすることで、テーブルトップの存在感を際立たせているのも特徴。コーヒーテーブルよりひと回り小さいサイドテーブルもあり。ふたつを並べてレイアウトすれば、より幅広いコーディネートが楽しめそう!

画像: COURTESY OF ACTUS

COURTESY OF ACTUS

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KOYORIの「Kigo」

画像: 「Kigoサードテーブル 70」<W69.5×D39.8×H28cm>¥112,200/KOYORI PHOTOGRAPH BY HIROSHI IWASAKI

「Kigoサードテーブル 70」<W69.5×D39.8×H28cm>¥112,200/KOYORI

PHOTOGRAPH BY HIROSHI IWASAKI

 日本の職人技と世界的なデザイナーの協働により、メーカーやブランドの域に捉われない多角的なアプローチで新たなものづくりを追求する、グローバルブランドKOYORI。こちらの「Kigo」は、デンマークのデザインデュオ・ガムフラテージがデザイン、飛騨産業が製造を手がけた、テーブルコレクション。イサム・ノグチの石彫刻から着想を得てデザインされたもので、丸みを帯びた彫刻的なフォルムを、飛騨産業の卓越した木工技術により無垢材で見事に表現。木の温もりと心が和む愛らしいシルエットで、安らぎに満ちたリビングを演出してくれる。

 さまざまなサイズや形状があるため、組み合わせ次第で多彩なレイアウトを楽しめるのも「Kigo」の魅力。天板にはくぼみがあり、スマホやリモコンを置いたりするのにも便利。想像力を掻き立てる、ユニークなテーブルコレクションで、リビングを個性的に彩りたい。

画像: COURTESY OF KOYORI

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