尾上菊之助
歌舞伎俳優。1977年生まれ。七代目 尾上菊五郎の長男。1984年に六代目 尾上丑之助を名乗り初舞台。1996年に五代目 尾上菊之助を襲名。2005年には蜷川幸雄演出による『NINAGAWA 十二夜』を実現させ、読売演劇大賞杉村春子賞、朝日舞台芸術賞寺山修司賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞など多数受賞。近年は『伽羅先代萩』の政岡など女方の大役を勤めるほか、『義経千本桜』の知盛など立役にも意欲的に取り組んでいる。2017年には『極付印度伝 マハーバーラタ戦記』を新作歌舞伎として歌舞伎座で上演。2019年12月には新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』を新橋演舞場で上演予定。また「團菊祭五月大歌舞伎」では、長男の寺嶋和史が七代目 尾上丑之助として初舞台を勤める
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