BY AKANE MAEKAWA, PHOTOGRAPHS BY KENSHU SHINTSUBO, STYLED BY TOMOKO IIJIMA, HAIR BY KOTARO(SENSE OF HUMOR), MAKEUP BY TOMOHIRO MURAMATSU(SEKIKAWA OFFICE), MODEL BY TSUKINA(DONNA), EDITED BY JUN ISHIDA
ぺロタン東京
世界的なギャラリストとして知られるエマニュエル・ペロタンが、昨年六本木に開廊した17番目のギャラリー。マウリッツォ・カテランや村上隆など有名作家も多く所属し、世界の気鋭アーティストの作品に出合える。コンテンポラリー・アーティストKAWSの個展を開催するなど、既成のアートの枠を超え、ミュージシャンやクリエイターとの広い交友関係による独自の企画も魅力のひとつ。
6月30日(土)まで、ダニエル・アーシャムの個展を開催
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シュウゴアーツ
佐谷周吾により2000年に設立。2016年秋、六本木のコンプレックスビル「complex665」の2 階に移転。80年代以降の日本やアジアのアートを軸に、森村泰昌や小林正人など独自の表現を探索する作家を取り扱う。空間設計は建築家の青木淳。窓のある展示室は天井に固定の照明を設けずスタンドで明かりを演出し、作家の創造性を刺激する自由度の高いスペースを作り出している。
6 月23日(土)まで、千葉正也、小林正人、リー・キット、山本篤によるグループ展を開催
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ユカ・ツルノ・ギャラリー
NYのアートシーンで経験を積んだディレクターの鶴野ゆかが、帰国し2009年にオープン。日本の若手作家をメインに紹介する一方、NYを拠点に活動するホセ・パルラやドイツのカンディダ・へーファーなど海外の注目作家も扱う。’16年より倉庫を改装した天王洲のアートコンプレックスビルに場所を移す。大型作品も展示できるアップスケールな空間には、海外のギャラリーに共通する空気感が漂う。
6月9日(土)から7月14日(土)まで、写真家の山谷佑介の個展を開催
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