京都生まれ、京都育ちの食いしん坊、京都でおいしいものに出合いたければこの人に聞けばハズレなし!そんなアマジュンこと天野準子の絶品満腹口福アドレス。今月は地元・京都人もわざわざ早起きして訪れる朝食の新アドレスを紹介。第3弾は「イルランポ」!

TEXT & PHOTOGRAPHS BY JUNKO AMANO

河原町今出川「イルランポ」

画像: 朝食メニューより、ピアディーナ・プロシュート、スープ、ドリンク付き¥1,210。ドリンクはワインや生ビールを選ぶことも

朝食メニューより、ピアディーナ・プロシュート、スープ、ドリンク付き¥1,210。ドリンクはワインや生ビールを選ぶことも

 国内外からツーリストが訪れ、有名観光地は、朝早くから大賑わい。おのずと朝食需要も増え、朝食を出す店も増加中だ。
 今年1月にオープンした「イルランポ」も朝9時30分から営業しているイタリアンバールだ。
 オーナー田中春奈さんは、かつて河原町三条で同名のバールを営んでいたが、夫の転勤で広島へ移住。この度、6年ぶりに京都に戻り、場所も新たに復活を遂げた。

画像: 陶板の看板は、今をときめく人気陶芸家・村田森さんに、前身の「イルランポ」をオープンする際に作ってもらったものだそう。前身の店を知る常連さんからは「家ランポ」と呼ばれているとか

陶板の看板は、今をときめく人気陶芸家・村田森さんに、前身の「イルランポ」をオープンする際に作ってもらったものだそう。前身の店を知る常連さんからは「家ランポ」と呼ばれているとか

 新たに店舗を構えた場所は自宅の1階。京都御所にほど近い住宅街にあり、看板はあるものの外観はほとんど家!中もうかがい知れず、一見さんには少し入りづらいが、扉を一度開ければ、居心地抜群だ。
 先日は、京都旅の最終日の朝に訪れた女性一人客が「ここで朝食を食べてから街中を回ろうと思っていたんですが、このまま飲みます」と、朝からワインの杯を重ねていったとか・・・。

画像: たっぷりの無農薬ベビーリーフとプロシュートを巻いて食べるピアディーナ¥935

たっぷりの無農薬ベビーリーフとプロシュートを巻いて食べるピアディーナ¥935

 朝食メニューは、イタリア・ロマーニャ地方名物の薄焼きパン、ピアディーナがメインに。
 マダムが広島に住んでいた時に、「やまのまんなかだ農園」の無農薬のベビーリーフと出会い、そのおいしさに感動。「このベビーリーフを京都の人にも知ってもらうには、ピアディーナで巻いて食べてもらうのがいい」と、店の看板メニューに決定。
 ピアディーナを注文すると、ベビーリーフがこんもり盛られて出され、塩気の効いたプロシュートと共にいただけば、ベビーリーフの野性味溢れる生き生きとした味わいを楽しめる。

画像: 広島に住んでいた時で出会った生産者の食材を積極的に使用。広島・中野水産から仕入れた大粒カキフライ¥495

広島に住んでいた時で出会った生産者の食材を積極的に使用。広島・中野水産から仕入れた大粒カキフライ¥495

 メニューには、ピアディーナ以外にも、お造りやソーセージ、チキンスパイスカレーなど、マダムの好きな料理がジャンルレスに並んでいて、朝から注文もOK。さらに、コーヒー一杯からウェルカムだ。
「旅に行ってる時って、歩き回って、とりあえず休みたいって時があるでしょ。そんな時にも立ち寄ってもらえれば」と、マダム。

画像: 京都の飲食店関係者にもファンが多いマダム・田中春奈さん

京都の飲食店関係者にもファンが多いマダム・田中春奈さん

 カウンターでは、前の店からの常連さんや飲食関係者が朝からワインを飲んでいたり、ご近所さんがカレーを食べていたり、ローカルな喫茶店のような和やかな雰囲気に。マダムも懐が深く、ここに来れば、旅の醍醐味の一つである、地元の人とのふれ合いを体験できるはず。

イルランポ
住所:京都市上京区河原町今出川下ル二筋目西入ル栄町358
営業時間:9:30~17:00閉店(土曜15:00〜22:00閉店)
定休日:水曜、木曜  
TEL. 075-754-8091
公式インスタグラムはこちら

画像: 天野準子 生まれてこの方、碁盤の目と呼ばれる京都の街中暮らし。雑誌やWEBで京都にまつわるライティングやコーディネートを行っている。プライベートでは、強靱な胃袋を武器に日々、おいしいものをハント

天野準子
生まれてこの方、碁盤の目と呼ばれる京都の街中暮らし。雑誌やWEBで京都にまつわるライティングやコーディネートを行っている。プライベートでは、強靱な胃袋を武器に日々、おいしいものをハント

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