RECIPE BY KEIKO NAGAE, PHOTOGRAPHS BY MANA LAURENT, TEXT BY MIKA KITAMURA
![画像: さっくり軽やかな甘くないパイ。この中から2〜3種類の盛り合わせでも充分に華やか](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2024/10/18/3b1b74094e2b5396f5838706fe6a857a79ee8dd2_large.jpg#lz:xlarge)
さっくり軽やかな甘くないパイ。この中から2〜3種類の盛り合わせでも充分に華やか
夕食前に飲みものとおつまみで、家族や友人とのおしゃべりを楽しむアペリティフタイム。「フランス人はアペリティフタイムが大好きです。おつまみはお腹にたまらない軽いものを。塩味のパイは定番ですね。フランスの家庭では冷凍パイシートを利用して気軽に焼いています」。
冷凍パイシートを用意すれば、キッチンにあるスパイスやハーブ、市販のペーストなど身近な材料で簡単に作ることができる。パイの形もさまざまあり、それぞれの味で形を変えれば、さらに楽しい!
「パイ生地はすぐにだれるので、やわらかくなって扱いが難しいと感じたら、途中で冷凍庫にすぐに入れましょう。生地が締まったら作業再開。焼きたて熱々をいただきましょう」
今回は、ソーセージロールをご紹介。くるくるっと巻くだけで、ワインにもビールにも合うおつまみになり、ちょっと小腹のすいた人にも喜ばれそう。マスタードを抜いてケチャップを用いれば、子どもたちのおやつにも。
■ソーセージロール
![画像1: パリのパティシエ
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Vol.20③ ソーセージロール](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2024/10/18/4407cd03f193b444de3d02bc0caa59d86efc3ff9_large.jpg#lz:xlarge)
材料
冷凍パイシート
マスタード
ソーセージ
卵黄
![画像2: パリのパティシエ
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Vol.20③ ソーセージロール](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2024/10/18/8246855f142ddcfce54a30accda2a8b7231fe496_large.jpg#lz:xlarge)
1 ソーセージを巻けるように、大きさを決めて生地を切る。
![画像3: パリのパティシエ
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Vol.20③ ソーセージロール](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2024/10/18/77b89bb1e22c5ab6d45755892bf428a24b0f176d_large.jpg#lz:xlarge)
2 奥にめん棒を置き、軽く押して端を薄くする。
![画像4: パリのパティシエ
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Vol.20③ ソーセージロール](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2024/10/18/62c8dccbe7b938d24a674ba254097463888bf87e_large.jpg#lz:xlarge)
3 手前をすこし空けてマスタードを塗り、ソーセージを置く。巻き終わり部分(めん棒で薄くした部分)に指先で水を塗る。
![画像5: パリのパティシエ
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Vol.20③ ソーセージロール](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2024/10/18/a67ffc210c3ac7886f2ceaf513ccbc62c5372509_large.jpg#lz:xlarge)
4 ベーキングシートごと巻き始め、最後ははずして手で巻き、巻き終わりを下にして、上から少し押さえる。一旦、冷凍庫に入れて休ませる。
![画像6: パリのパティシエ
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5 卵黄を溶き、表面に刷毛で塗る。
![画像7: パリのパティシエ
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Vol.20③ ソーセージロール](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2024/10/18/b221cc6e7445a0d049ea7ffa87ba3d14b277d8de_large.jpg#lz:xlarge)
6 ひと口サイズ(2〜2.5cm長さ)に切る。ベーキングシートを敷いた天板にのせ、170℃のオーブンで20分焼く。
長江桂子(ながえ・けいこ)
学習院大学を卒業後、ソルボンヌ大学に留学。ル・コルドン・ブルーでディプロマを取得。「ラデュレ」を経て、ロンドン「スケッチ」のオープニングスタッフに。2003年ヤニック・アレノ率いる「オテル・ムーリス」、2004年「オテル・ランカスター」シェフパティシエ、2008年パリ「ピエール・ガニェール」シェフパティシエを歴任。2012年、ガストロノミー界のコンサルティング会社「AROME」をフランスで設立。パリを拠点に、世界各地にて菓子ブランドや店舗の立ち上げ、商品開発、技術指導、監修などを手がける
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