明治から昭和まで、古都・京都で造られた名建築を紹介する展覧会『モダン建築の京都』が、9月25日に京都市京セラ美術館で開幕。寺院や町家、庭園だけではない、京都の街の新しい魅力を発見できる

BY MASANOBU MATSUMOTO

 京都の街の魅力を形づくっているのは、寺社仏閣や町家だけではない。明治以降、欧米の技術や文化が日本に伝わると、京都では良質な近代建築が多く造られた。華麗なバロック様式を取り入れた京都国立博物館、家具調度品を含め、和と洋の多彩な装飾様式を折衷した長楽館、モダニズムの美学を継承しながら、京都の風土になじむ空間を目指した国立京都国際会館──こういったモダン建築の名作が、今も解体されず、活用されているのが京都だ。

画像: 合掌造りや神社の社殿を彷彿させる台形をモチーフにした国立京都国際会館。京都の街や自然との融合が試された COURTESY OF KYOTO INTERNATIONAL CONFERENCE CENTER

合掌造りや神社の社殿を彷彿させる台形をモチーフにした国立京都国際会館。京都の街や自然との融合が試された
COURTESY OF KYOTO INTERNATIONAL CONFERENCE CENTER

画像: 《長楽館(旧村井吉兵衛京都別邸) 螺鈿細工の椅子》大正時代以前 長楽館所蔵 PHOTOGRAPH BY FUMITAKA MIYOSHI

《長楽館(旧村井吉兵衛京都別邸) 螺鈿細工の椅子》大正時代以前 長楽館所蔵
PHOTOGRAPH BY FUMITAKA MIYOSHI

 京都市京セラ美術館で開かれる『モダン建築の京都』は、そのうち36の建築物をピックアップし、おのおのの特徴や京都における近代建築の歩みを紹介する。開幕に合わせ、展示解説を兼ねた街歩きガイドアプリ「モダン建築クロニクルKYOTO」もリリース。観覧したあと、実物を見に街を散策してみるのも一興だ。

『京都市京セラ美術館開館1周年記念展 モダン建築の京都』
会期:2021年9月25日(土)〜12月26日(日)
会場:京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
開館時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜
料金:一般 ¥1,900、大学・専門学生 ¥1,400、高校生 ¥900、中・小学生 ¥400、以下無料
※アプリ「モダン建築クロニクルKYOTO」はこちらから
電話:075(771)4334
公式サイト

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