BY JULIE EARLE-LEVINE, PHOTOGRAPHS BY JONAS MEKAS, TRANSLATED BY AKANE MOCHIZUKI(RENDEZVOUS)

(写真上・中央)1972年8月。ウォーホルとポール・モリセイの家で8mmカメラを持つアンソニー・ラジウィル、ジョン・F・ケネディ・ジュニアとリー・ラジウィル
(写真下)ウォーホルとポール・モリセイが所有する家でのジョナス・メカス
1972年、伝説的な映画監督であり詩人、芸術家でもあるジョナス・メカスは、モントークにある"ウォーホルの邸宅"で、キラキラとした夏の日々を写真に収めた。リー・ラジウィルがひと夏のあいだだけ、この家を借りることにしたのだ。メカスは、ラジウィルの姉であるジャクリーン・ケネディ・オナシスに雇われてやってきた。彼の役目は、ジャクリーンの子供たち、ジョン・F・ケネディ・ジュニアとキャロライン・ケネディに写真と映画の撮影を教えることだ。ハンプトンの気だるい夏の日々を写し撮った数十枚の写真は、その成果である。
ウォーホルやピーター・ビアードといった仲間たちと過ごした特別な夏の日々は、「人生と友情がもたらした幸福、終わりのない宴会のようなものだった」と、現在95歳のメカスは語る。
これらの写真は、モントークにあるBoo-Hoorayサマー・レンタル・ギャラリーにて、7月1日から14日まで展示された。
1972年、モントークの輝ける夏

(写真左)海で泳ぐジョン・F・ケネディ・ジュニア
(写真右)アンソニー・ラジウィル、ジョン・F・ケネディ・ジュニア。背景に見えるのがウォーホルとモリセイの邸宅

海で泳ぐキャロライン・ケネディ

(写真左)ダウンタウン
(写真右)ハリウッド映画風の殴り合いを演じるピーター・ビアードとジョン・F・ケネディ・ジュニア