私の最新の絵本『チベタン・アイデンティティ』。表紙はチベットに存在するすべてのチベット人たちを描いた。広いチベットでは地域ごとに民族衣装も言葉も異なるのだが、彼らの輪の中央に「チベット」というチベット文字を描いた。文字はヒマラヤの幻の花、ブルーポピーで構成している。「チベット人であるとはどういう意味か?」という問いについて、世界各地で難民として暮らすチベット人の若者35人のエッセイが寄せられている。チベット難民とチベット内で苦しむチベット人を団結させているのは猊下の存在だ。それでも対立はあり、猊下の亡きあとに混乱が起こることが懸念される。この本が、彼らのアイデンティティを見つめ直すひとつの機会となり、誇りと団結につながることを願っている
COURTESY OF RIMA FUJITA
記事本文に戻る

FEATURE

人気記事

手しごと案内人・樺澤貴子の日本のローカルトレジャーを探す旅 生き方がスタイルになる。素敵を更新しつづけるひと 我、装う。ゆえに我あり。栗山愛以、モードの告白 京都人・天野準子の「これ、おいしいから食べよし」 パリのパティシエ 長江桂子さんにお菓子を習う 男たちのおやつ事情「おやじのおやつ」
LINE@お友だち追加

LATEST ISSUE

Women's Fashion

March 25, 2024

購読申込

FOLLOW US

MEMBERSHIP

編集部から届くメールマガジン、会員限定プレゼントや特別イベントへの応募など特典が満載

新規会員登録

This article is a sponsored article by
''.