鹿児島・しょうぶ学園
福森 伸と、パーカッショングループotto & orabuの練習風景。福森が口ずさむメロディラインを、音楽経験がある職員が音符に書き起こす。演奏にも職員が参加。「職員は恥ずかしがるし、緊張します。職員が自意識を取っ払うことや、人のリズムに合わせるのをやめることも難しい。たまたま僕らはマジョリティだから健常者と呼ばれているだけで、利用者から見れば、僕らのほうが障がい者かもしれません。社会規範という枠の中に閉じ込められ、そこからはみ出せないという障がいですね」
PHOTOGRAPH BY RISAKU SUZUKI