ごく稀に、進化もせず半永久的に愛され続ける化粧品が現れる。“奇跡”とも呼べるロングセラーコスメはいかにして生まれたのか。そして、共通して言えるある特徴とは

BY KAORU SAITO, PHOTOGRAPH BY TOSHIMASA OHARA

“進化せずに愛され続ける”という奇跡

 この世には、宿命的に進化していかなければならないものと、変わらないまま長く愛されなければいけないものがある。前者は言うまでもなくスマホのようなテクノロジーの塊。後者は一流ブランドの時計のような定番。そういう意味からすれば、化粧品ほどその両方を両極で持ち合わせなければいけないものもないのだろう。サイエンスの結晶でありながら嗜好品でもある化粧品は、化粧品である限り進化しつづけなければならないし、進化しなきゃ飽きられる。でも一方で同じ信頼を保ち続けなければならないのだ。

画像1: ロングセラーコスメに神話あり
BY 齋藤 薫<Vol.1>

 そんな中、ごく稀に、生まれたときのまま進化もせず、半永久的に愛され続ける化粧品が現れる。たとえばシスレーのエコロジカル コムパウンド。創設時以来のロングセラーだ。いや厳密に言うと、この乳液の開発に成功したから、化粧品ブランドが立ち上がったといってもよい重要な 逸品。今でこそ、最先端サイエンスほど“植物の力”に頼るわけだが、当時は、ひたすら“植物=ナチュラル”という認識だった。しかもブレンドして新しい力を引き出すという発想もなかったなか、それは25種類以上も植物エキスをブレンドしてまったく新しい効果をつくった。水分と油分を補い、肌のバランスを整えてニキビから肌荒れまで全方位でケアするという、ちょっとミラクルな働き。まさに“一生涯使い続けたい乳液”である。

 そして一方、肌人生の“護り神的存在”になっているのが、SK-Ⅱのフェイシャル トリートメント エッセンスだろう。 ご存じ、効果の生命線は“ピテラ™”だが、大昔から存在するのに、今改めて人への効果の偉大さが見直されている“発酵”、その代謝物であるピテラ™が90%以上という化粧水は、まさに「これ以上進化しなくていい“最終形”で生まれ、ロングセラーになるべくしてなる一品」だったのだ。

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