BY TOMOKO MANO, PHOTOGRAPHS BY SHINSUKE SATO
街中がイルミネーションで賑やかになるホリデーシーズンももうすぐ。久しぶりに家族や友人と顔を合わせ、楽しいひとときを過ごす機会が多くなるこの季節。贈り物にも、ちょっとしたウィットと遊びココロを効かせたくなるものです。来たる新しい年がよいものになりますように、と願いをこめてギフトを贈ってみてはいかがでしょう。
来年、2020年は東京オリンピック、パラリンピックが開催される記念すべき年。また十二支のサイクルがスタートする年でもあります。ちなみに、来年の干支「ねずみ」は、古くから福の神、大黒さまのお遣いとして日本人に親しまれてきた縁起もの。善は急げ、人気アイテムが売り切れ御免になる前に。いち早く福を呼び込み、来年を一緒にワクワク楽しむーー今回は、2020の数字とねずみモチーフのギフトを揃えました。
リサ・ラーソン ジャパンシリーズの「せっせとねずみ」
多産であり、成長の早いねずみは、昔から子孫繁栄の象徴とされてきました。また「寝ず身」や「根積み」の語呂合わせから、せっせと働き、財を蓄えるものとも。
そんな縁起物のねずみも、リサ・ラーソンの手が加わればぐっとモダンで愛らしいギフトに。「せっせとねずみ」と名付けられたこの置物は、スウェーデンのアトリエで作られた原型を元に、長崎県は波佐見焼きの職人がひとつひとつ仕上げたもの。コロンと丸いフォルムも特徴で、働き者の肝っ玉母さんのようにも見えませんか? また、このモチーフを絵付けした豆皿もラインナップ。労いの気持ちを込めて、いつもせっせと働く家族や仕事仲間へプレゼントしても喜ばれそう。
問い合わせ先
リサ・ラーソン直営店「necono shop」
TEL. 03(5428)5162
公式サイト
サントリーウイスキーローヤルの「〈子歳〉ボトル」
誕生して38年。年末年始の贈答品やウインターギフトとして人気のサントリーの「干支シリーズ」。干支をモチーフにした特別ボトルに「ウイスキーローヤル」を詰めたもので、このほど、2020年に向けた新作がお目見えに。松竹梅をあしらった、なんともめでたいねずみのデザインで、ひとつひとつ美濃焼の職人が手作りで仕上げたものだそう。
米俵に乗っかったねずみに、来年も実り多き一年になるようにとの思いを添えて。ところどころに施された金彩も華やかで、親戚へのお年賀、友人が集まるシーンの手土産に用意すれば、新年の食卓もいっそうおめでたいムードに。
問い合わせ先
サントリーお客様センター
フリーダイヤル:0120-139-310
公式サイト
ルコントの「スウリー」
東京・広尾に直営店をもつフランス菓子店、ルコント。「万事、フランス流に」を信念に、1968年より本場フランスの伝統的なスイーツを日本に伝えてきた名店です。そのルコントを代表するお菓子といえば、この子ねずみのシュークリーム「スウリー」。前からも、後ろから眺めても微笑ましいルックスはもちろん、洗練された味わいも人気の秘密。サクッとしたシューの中には、“クレーム・パティシエール(菓子職人のクリーム)”と呼ばれるカスタードクリームがぎっしり!
ちなみにこの「スウリー」は、創業者のアンドレ・ルコントが、子どもがより楽しめるお菓子を、と考案したもの。お子さまがいる家庭や年末年始の女子会の手土産にもぴったり。口福&眼福なスイーツに、2020年の福来たる !?
問い合わせ先
ルコント広尾本店
TEL. 03(3447)7600
公式サイト