1970年、大阪万博のテーマ館の一部として、現代美術家・岡本太郎が創り上げた太陽の塔。3つの顔を持ち、不思議なポーズでそびえ立つーー異様な塔の謎に迫る、初のドキュメンタリー映画が公開に

BY MASANOBU MATSUMOTO

 今春、約半世紀ぶりに大阪・万博記念公園にある太陽の塔の内部が一般公開された。改めて塔の存在が注目される一方で、疑問を抱いた人も多いはずだ。“太郎 は何を想いながら、こんな奇妙な塔を創ったのか?”

画像: 監督はCM出身の関根光才。CGを駆使した演出も見どころだ ほかの写真をみる

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 映画『太陽の塔』は、その謎の解明に挑んだドキュ メンタリーだ。ただし、1970年の万博当時を回顧し、太郎の活動や芸術観を再検証しただけには終わらない。 本作の骨子はアーティスト集団Chim↑Pomやコピー ライターの糸井重里、思想家の中沢新一など、太郎に 影響を受けた29人へのインタビュー。第一線を走る表現者や識者たちの声を通じて、太郎が太陽の塔に託し たメッセージを“現代に関わること”として再提示す る。権力構造や原発の問題にも触れる。今の世の中をどう見るか、どう生きるか。社会に対する岡本太郎の鋭いまなざしが、本作の中で蘇る。

画像: 丹下健三による"大屋根"の模型から顔を出す太郎。実物の塔も“大屋根”を突き破る形で完成した ほかの写真をみる

丹下健三による"大屋根"の模型から顔を出す太郎。実物の塔も“大屋根”を突き破る形で完成した
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画像: 太陽の塔の内部を写した貴重な映像も劇中に使われている PHOTOGRAPHS: © 2018「TOWER OF SUN」PRODUCTION COMMITTEE ほかの写真をみる

太陽の塔の内部を写した貴重な映像も劇中に使われている
PHOTOGRAPHS: © 2018「TOWER OF SUN」PRODUCTION COMMITTEE
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『太陽の塔』
9月29日(土)より渋谷・シネクイント、新宿シネマカリテほか全国順次公開
公式サイト

 

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