2019年アカデミー賞「作品賞」を受賞した映画『グリーンブック』。その主演俳優、ヴィゴ・モーテンセンが、世界各国をめぐるプロモーションツアーの合間に本人が撮影したポラロイド写真を公開

BY T: THE NEW YORK TIMES STYLE MAGAZINE, PHOTOGRAPHS BY VIGGOT MORTENSEN, TRANSLATED BY JUNKO ASAKA

 2018年10月、米国版T magazineの「The Greats 特集号」で、6つあった表紙のうちのひとつを飾ったヴィゴ・モーテンセン。彼は真のルネサンス的教養を身に着けた男だ。当然ながら俳優として広く知られている一方で、モーテンセンは息子のヘンリー、ビジネス・パートナーであるマイケル・ペレスとともに、独立系の出版社「パーシバル・プレス」を運営。さまざまなアーティストの作品だけでなく、彼自身の詩や絵画、写真作品をまとめた書籍を出版しているのだ。

2018年9月、T編集部は彼にポラロイドカメラを送り、主演している新作映画『グリーンブック』の公開に先立つプロモーションツアーのドキュメントを自ら撮影してほしいと依頼した。するとモーテンセンは、ニューヨーク(雨の中、ポラロイドで撮影しているところをパパラッチに狙われたそうだ)やマドリード、バルセロナ、チューリヒといった旅先で撮った、土地土地の花々や植物の素晴らしい写真を送ってくれた。映画祭の会見に集まった記者たちにレンズを向けた一枚もある。

画像: 2018年9月18日 ニューヨークにて

2018年9月18日 ニューヨークにて

画像: 2018年9月19日 マドリードにて(セルフポートレート)

2018年9月19日 マドリードにて(セルフポートレート)

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