今、大人の男が選ぶべき最新ウォッチは? 4つのトレンド別に、今季“最高の1本”の座を めぐって熱く優雅な戦いが始まる!

PHOTOGRAPHS BY MASANORI AKAO, STYLED BY NORIKO SUGIMOTO, EDITED BY NORIO TAKAGI

ラグジュアリー・スポーツ両雄対決
長く時計市場を牽引するラグジュアリー・スポーツウォッチは、1970年代に誕生した。創造主は、スイス時計産業の中心地であるジュウ渓谷とジュネーブ、それぞれを代表する高級メゾン。その新作は仕上げやサイズ感で印象を変え、腕で個性を主張する。

画像1: 最新ウォッチ、四番勝負

(写真左)
ロイヤル オーク・フロステッドゴールド
ジュウ渓谷の名門の新作は、仕上げに遊ぶ。先端にダイヤモンドを取りつけた工具で仕上げ、凹凸を連ねるフィレンツェ伝統の工芸技巧を腕時計に初めて取り入れたのだ。元来ヘアラインである部分を、このフロステッド仕上げに置き換えたことで、ダイヤモンドダストにも似た繊細な煌めきを放つ外装が創出された。コレクションを象徴する八角形ベゼルのエッジなどには、従来どおりのポリッシュ仕上げを継承し、多様な光の反射で表情はより豊かだ。

<37㎜径 /K18WG、自動巻きムーブメント、K18WGブレスレット>
¥5,650,000
オーデマ ピゲ ジャパン(オーデマ ピゲ)
TEL. 03(6830)0000

(写真右)
アクアノート Ref.5168
ジュネーブの名工は、20周年を迎えたアクアノートに堂々たる大型ケースを与えた。そのサイズ感は、コレクションのルーツである1976年誕生のノーチラスへのオマージュ。愛称はずばり、ジャンボである。ダイヤルも拡大されたが、ブラック・グラデーションの艶やかなブルーで、一切の間伸びを感じさせない。さらに8.25㎜厚とケースは薄く仕立てられ、エレガントさも併せ持たせた。

<42.2㎜径(10時-4時方向)/ K18WG、自動巻きムーブメント、ラバーストラップ>
¥4,200,000
パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター(パテック フィリップ)
TEL. 03(3255)8109

ジャケット¥110,000(写真左)、ブルゾン¥120,000(写真右)
デザイン ワークス ドゥ・コート銀座店(デザイン ワークス)

伝説の初代モデル、アップデート対決
メゾンの歴史を彩ったタイムピースの外観を、現代の技術でなぞらえる─今年も数多くの復刻モデルが登場した。これらは日本とスイスで一時代を築いたコレクションのファーストモデルの復刻。巧みなアレンジで現代的な味つけと原点回帰とが融和する。

画像2: 最新ウォッチ、四番勝負

(写真左)
シーマスター アクアテラ “レイルマスター” マスター クロノメーター
誕生60周年を機に、レイルマスターが復活を果たした。楔形のインデックスと4方向のアラビア数字の配置は、初代モデルに範を採る。そのダイヤルは繊細なサテン仕上げで、ヴィンテージライクな印象に。そんなレトロな外観とは対照的に、ムーブメントは15000ガウスの強磁場下でも高精度を維持することを公的機関が保証するマスタークロノメーターを取得。鉄道マン向けの耐磁時計として生まれた、初代のコンセプトも現代に受け継ぐ。

<40㎜径/SS、自動巻きムーブメント、SSブレスレット>
¥530,000
オメガお客様センター(オメガ)
TEL. 03(5952)4400

(写真右)
初代グランドセイコー リミテッドコレクション 2017「復刻デザイン」SBGW253
今年、独立したブランドとして新たな船出を飾ったグランドセイコーは、1960年誕生のファーストモデルを復刻させた。そのデザインは、初代のトレースそのもの。同時にケース径を35㎜から38㎜に拡大し、現代的なアレンジも忘れてはいない。初代誕生当時には施されていなかったザラツ研磨によってケースにはより一層の輝きが与えられた。ムーブメントは、平均日差-3~+5秒(静的精度)の高精度に特別調整されている。限定1960本。

<38㎜径/SS、自動巻きムーブメント、クロコダイルストラップ>
¥600,000
グランドセイコー専用ダイヤル(グランドセイコー)
フリーダイヤル: 0120-302-617

ニット¥28,000(写真左)、シャツ¥15,000(写真右)
デザイン ワークス ドゥ・コート銀座店(デザインワークス)
TEL. 03(3562)8277
ジャケット(2点とも)/スタイリスト私物

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