BY EMI ARITA
![画像1: ティファニーNY本店が
リニューアルオープン
五番街の新たなランドマークへ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2023/04/25/053d103918254c3aa3bcd160f08d566e98f5a718_large.jpg#lz:xlarge)
ニューヨークで最も華やかなショッピング街、五番街57丁目にティファニーNY本店が移転したのは1940年。今回のリニューアルは、移転以来、初となる全面改装となる。アイコニックな建造物やアトラスクロックが設置されたファサードのデザインはそのままに、再解釈された店内空間によって、ティファニーの新たな歴史を刻む、創造性あふれる世界が広がっている。
空間デザインを手掛けたのは、建築家ピーター・マリノと日本を代表する建築家、重松象平がパートナーを務めるOMAニューヨーク。ピーター・マリノが伝統ある店内空間を再構築、重松らが建物の中核と循環インフラの改修、さらに3階建ての増築部分を手がけ、新旧2つの異なるデザインを融合させた。
![画像2: ティファニーNY本店が
リニューアルオープン
五番街の新たなランドマークへ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2023/04/25/00fc7711f125c04db16c46ce1ec2e02567e8aee1_large.jpg#lz:xlarge)
革新的なスカイライトによって、ジュエリーケースが美しく照らし出されるメインフロアには、窓を装ったビデオウォールを設置。セントラルパークやマンハッタンのスカイラインが映し出され、店内にいながらニューヨークのアイコニックな風景を楽しめる。また、店内の10のフロアには、ダミアン・ハースト、ジュリアン・シュナーベル、ラシッド・ジョンソン、アナ・ウェイヤント、ダニエル・アーシャムなど著名なアーティストによる40点近い作品を展示。未発表作品を含むアート作品を随所に散りばめた。
![画像3: ティファニーNY本店が
リニューアルオープン
五番街の新たなランドマークへ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2023/04/25/7e133815f3b3ecd3777c241c61557461e816c8b8_large.jpg#lz:xlarge)
全フロアには、1940年の開店当時のデザインを踏襲した寄木細工のフローリングを敷き詰め、店内中央には彫刻的なロッククリスタル素材の手すりが特徴の螺旋階段を設置し、3階〜8階のフロアを繋ぐ。各階へはエレベーターで行くこともできるが、エルサ・ペレッティの官能的で有機的なデザインにインスパイアされた螺旋階段の美しさも堪能したい。
![画像: PHOTOGRAPHS: COURTESY OF TIFFANY & CO.](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2023/04/25/ec571c55b181fc4f18ffc7f55de74db840b63e69_large.jpg#lz:xlarge)
PHOTOGRAPHS: COURTESY OF TIFFANY & CO.
またリニューアルオープンを記念して、限定デザインやオリジナル商品も登場。ダイヤモンドウォッチや限定のホームオブジェ、ティファニー® セッティングのエンゲージメントリングにインスパイアされたアイウェアまで、バラエティ豊かに展開される。ティファニーが誇る比類なきハイジュエリー コレクションも揃うほか、ティファニーのレガシーでもある128.54カラットの「ティファニー ダイヤモンド」はデザインを刷新し、ここランドマークで初披露される。
プライベートダイニングエリアやアートインスタレーションが楽しめるバーを併設した「ブルーボックスカフェ・バイ・ダニエル・ブリュー」では、ニューヨークでミシュランを獲得したレストランのオーナーシェフであるダニエル・ブリューが、誰もが憧れるティファニーでのダイニング体験を提供する。ジュエリーのみならず、精巧な建築デザインや最先端のアート体験とともに、新たな文化を創造し世界へ発信する新生ティファニー「ランドマーク」で、特別なNY滞在を楽しんでみては。
問い合わせ先
ティファニー ・アンド・カンパニー・ジャパン・インク
TEL. 0120-488-712
公式サイトはこちら
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