BY HIROKO NARUSE, PHOTOGRAPH BY HIROKI WATANABE AT LATERNE, STYLED BY YUMI TAKASHIBA
アメリカ上流階級のラグジュアリーなライフスタイルを象徴するブランド、ラルフ ローレン。アパレルやホームコレクションだけでなく、リシュモングループとのコラボレーションによる本格派ウォッチが注目を集めている。なかでもデザイナー自身が愛する乗馬にインスパイアされた"スティラップ コレクション"は、2009年のデビュー以来高い人気を誇る。名前の由来は、馬に乗る際に足をのせる鐙あぶみ。その形が文字盤になった、ユニークなデザインがきわ立っている。
「乗馬の優雅さと美しさ、エレガントな乗馬の伝統を称え、同時に象徴的で時代を超越したものを作りたかった」とラルフ・ローレンは語る。その結果誕生したモデルには、クラシックさとモダンさが、絶妙なさじ加減で溶けあっている。活動的な女性の腕にしなやかに寄り添うのは、リンクブレスレットを備えた"スティラップ プティリンク ウォッチ"。ステンレススチールのベゼルに56個、ブレスレットに84個のダイヤモンドが煌めく。この時計があれば、仕事からパーティに直行する日も頼りになる。
一方"スティラップ スモール ウォッチ" は、60個のダイヤモンドをセットしたベゼルに、カフスを思わせる端正なストラップをコーディネイト。貴婦人のような優美さと、現代女性が求める機能性を兼ね備えた腕時計は、日常的に楽しめるラグジュアリーアイテム。時計愛好家としても知られるラルフ・ローレンがたどり着いた、理想の形がここにある。
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