20世紀を代表する芸術家イサム・ノグチは、一貫して“彫刻家”であり続けた。その真髄と軌跡をつまびらかにする回顧展が東京都美術館で開催中だ

BY MASANOBU MATSUMOTO

 彫刻作品から舞台美術、プロダクトデザインから庭園や公園の設計と、多様な作品を生み出した芸術家イサム・ノグチ。その創作の中心にあったのは「彫刻とは何か」「彫刻にできることは何か」という問いだったという。照明としても愛される《あかり》は光の彫刻、また公園は彼にとって大地の彫刻だった。

画像: イサム・ノグチ「あかり」インスタレーション PHOTOGRAPH BY SADAMU SAITO

イサム・ノグチ「あかり」インスタレーション
PHOTOGRAPH BY SADAMU SAITO

画像1: TJ News
彫刻には何ができるのかーー
芸術家イサム・ノグチの真髄に迫る
大規模な回顧展が開催

 東京都美術館で開かれている『イサム・ノグチ発見の道』展では、こうしたノグチの彫刻家としての軌跡とエッセンスに迫る。並ぶのはシュルレアリスムや抽象主義に影響を受けたモダニスム的彫刻から、晩年日本で挑んだ天然石の彫刻まで。香川県・牟礼(むれ)の野外アトリエに残された一連の石彫も見どころのひとつだ。彼の到達点と称される作品群であり、同所以外でまとめて展示されるのは、アトリエがイサム・ノグチ庭園美術館となった1999年以降、初めてとなる。

『イサム・ノグチ 発見の道』
会期:〜8月29日(日)
会場:東京都美術館
住所:東京都台東区上野公園8-36
休室日:第1・3月曜(祝日・振替休日の場合は翌日休室、7月2日、8月9日は開室)
観覧料:一般¥1,900、大学・専門学生¥1,300、65歳以上¥1,100、高校生以下無料
電話:03(5777)8600(ハローダイヤル)
公式サイト

※新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言延長に伴う都の緊急事態措置として、5月31日(月)まで休室。6月1日(火)より再開。最新情報は公式サイトをご確認ください

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