BY SAYAKO SAKAMOTO
2018年からスタートした「e-HAYAMACATION」は、クルマが人々の暮らしと調和していくことを目指すフォルクスワーゲン社と、東京近郊ながらも、自然とともに暮らすことのできる葉山町の、より自由で豊かなライフスタイルを提供したいという思いからはじまったプロジェクトだ。
海と山に囲まれた葉山町には、波の音や、木々の合間から聞こえてくるウグイスやカッコウのさえずりなど、自然を味わいながら、ゆったりとした時間を過ごせるスポットが点在している。そして、その移動手段として不可欠なクルマには、エンジン音のない快適なドライブを楽しめる電気自動車(EV)が最適だ。フォルクスワーゲンの代表的なモデル「Golf(ゴルフ)」から登場した、ゼロエミッション車「e-Golf(e-ゴルフ)」が、今年もプロジェクトの顔に選ばれた。
葉山マリーナなど、葉山町内には期間中8カ所の発着ステーションを設置。車両は、各ステーションに1台ずつ配車されており、事前のインターネット予約で、それぞれ1日限定1組に無料で貸し出される。今年から新たなステーションとして、ビーチサンダル専門店の「長柄げんべい」、森戸海岸近くのカフェ「陸の家 カラバシ by OASIS」、湘南の海や山の幸を堪能できるレストラン「THE HOUSE FARM」が参加。e-HAYAMACATIONのサービスをより多くの人々に利用してもらう機会が増えた。
たとえば、思いきり“夏気分”を味わうなら、ビーチで海水浴や海のアクティビティを楽しんだ後、バーベキューで地元の食材を堪能するのもおすすめだ。海岸から山沿いを走るドライビングルートを選べば、e-HAYAMACATIONの拠点を最大限に活用することができる。
週末や時間帯によっては、海岸沿いや住宅街の道幅の狭い道路での渋滞は避けられない。そんな状況下でも、ギアが1速しかない電気自動車ならば、操作に煩らわされることもなく、かつ環境にも優しい。さらに「ノーマル」「エコ」「エコ+」と3つあるドライブモードの中から、走行時に最適なモードを選べば、最高速度やエアコン出力など動力を自動でセーブし、航続可能な距離を延ばすことができる。また、アップダウンの多いルートでは、回生ブレーキレベルを「B」に入れて走行することで、ブレーキをかける際に生じる減速エネルギーをバッテリー充電に充てることも可能だ。
一方、走行中のレスポンスも、加速、減速とも想像以上の手ごたえだ。まず、クルマの心臓部となるバッテリーが床面にフラットに配置されているので、車両が低重心、かつ安定した走りを実感できる。また、電気モーターは、アクセルを踏んだらすぐに最大トルクに達するため、走り出しのみならず、加速時には、アクセルを踏み込んだ分だけスムーズに反応してくれる。さらには、シフトチェンジに伴う動力の途切れもないので、滑らかに加速、減速してくれるのだ。豊かな自然と人々の生活環境が共存する町には、ぴったりなクルマだ。
葉山といえば、“海”のイメージが強いが、海岸沿いから少し足をのばし、深緑の山間を上っていくと、ふとした瞬間に涼しい風が吹き抜け、高台からの美しい景色に出逢うことがある。クルマで自由にドライブすることで、自分だけのスポットを発見できるかもしれない。
「e-HAYAMACTION」
貸出期間:~2019年12月31日(火)
発着ステーション:葉山役場、葉山マリーナ、湘南国際村センター、Studio Route134(森戸海岸)、湘南海辺不動産、THE HOUSE FARM、げんべい 長柄店、陸の家 カラバシ by OASIS
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※ 期間中、1人3回まで利用可
※ 利用時間は各ステーションの営業時間によって異なります
問い合わせ先
フォルクスワーゲン カスタマーセンター
TEL. 0120-993-199
公式サイト