北欧ブランドやデザイナーによる名作から注目作まで。美しい見た目と、心地よい明かりを融合させた名品フロアランプを厳選紹介。デンマーク語で「居心地がいい空間」を意味する“ヒュッゲ”を体現したようなやわらかな明かりで、寒い冬のお部屋をやさしく照らして

BY EMI ARITA

ポール・ヘニングセンの不朽の名作、
ルイス・ポールセンの
「PH 80 フロアランプ」

画像1: COURTESY OF LOUIS POULSEN

COURTESY OF LOUIS POULSEN

 特徴的な3枚のシェードにより、光の反射の角度を巧みに操り、光による眩しさ(グレア)を抑えた、目にやさしいグレアフリーの明かりを放つ、ルイスポールセンの「PHシリーズ」。20世紀を代表するデンマークの照明デザイナー、ポール・ヘニングセンがデザインしたもので、1926年に最初のモデルが誕生してから現在に至るまで、素材や技術をアップデートしながら、ペンダント、テーブル、ポータブルと多種多様なバリエーションが展開されている。

画像: 「PH 80 フロアランプ」<φ55×H131.5cm>¥203,500/ルイスポールセン COURTESY OF LOUIS POULSEN

「PH 80 フロアランプ」<φ55×H131.5cm>¥203,500/ルイスポールセン

COURTESY OF LOUIS POULSEN

 こちらの「PH 80 フロアランプ」は、ヘニングセンの生誕80周年を記念し、1974年に誕生したモデル。乳白色のアクリル製の3枚のシェードが下方へとやさしい明かりを届けると同時に、トップシェードが上方へと光を反射し、空間をやわらかく照らしてくれる。カラーバリエーションはトップシェードが赤い「シルバークローム」のほか、「ブラック」、「ホワイト」もあり。

問い合わせ
ルイスポールセンストア 東京 / 大阪
TEL 03-5413-6166 / 06-6616-8880
公式サイトはこちら

可憐に咲く花のような美しさ。
レ・クリントの
「フロアランプ スノードロップ」

画像: 「スノードロップ フロアランプ グレー」 <W35〜135×H119〜155cm(支柱可動)>¥209,000/レ・クリント COURTESY OF LE KLINT

「スノードロップ フロアランプ グレー」 <W35〜135×H119〜155cm(支柱可動)>¥209,000/レ・クリント

COURTESY OF LE KLINT

 早春を告げる花、スノードロップ(待雪草)から着想を得てデザインされた レ・クリントの「スノードロップ フロアランプ」。2009年にデザインチーム「ハリット-ソーレンセン+サムソン」がデザインした「スノードロップ」シリーズのフロアランプで、大きくカーブした支柱の先からシェードを吊り下げたデザインが特徴。細身の茎から白い花が垂れ下がるスノードロップの姿を、ランプとして昇華させた芸術性の高さで見るものを魅了する。

画像: COURTESY OF LE KLINT

COURTESY OF LE KLINT

 消灯時も美しいプリーツシェードは、一枚のシートを職人の手で丁寧に折り上げてつくられており、点灯すると月明かりのようなやさしい光を灯す。スタンドは自由に角度調整が可能なため、ソファで読書をする際には、ぐんと傾けることで手もとを照らすことができ、実用性も申し分ない。
 そんな「スノードロップ フロアランプ」に、2025年は日本限定色の「グレー」が登場。通常版の「ブラック」とは趣の異なるソフトなカラーリングは、木製家具とも相性よく、ナチュラルなインテリアが好みの人にもおすすめ。「スノードロップ フロアランプ」の新たな表情を楽しんでみてほしい。

問い合わせ
レ・クリント(スキャンデックス)
TEL. 03-3543-3453
公式サイトはこちら

眺めているだけで心も温まる、
YAMAGIWAの
「ヤコブソンランプ フロアライト」

画像: COURTESY OF YAMAGIWA

COURTESY OF YAMAGIWA

 1957年にスウェーデンの照明デザイナー、ハンス・アウネ・ヤコブソンがデザインした「ヤコブソンランプ フロアライト」は、スタンドからシェードまで、すべてが天然木でつくられたランプ。1980年代に本国での製造が終了後、日本の老舗照明メーカーであるYAMAGIWAが、ヤコブソン本人に日本での製造を提案したことで、1996年に復刻を果たした北欧照明の名作だ。

「ヤコブソン フロアライト」<φ40×H135cm>¥110,000/YAMAGIWA

COURTESY OF YAMAGIWA

 特徴的なシェードは、薄くスライスしたヨーロッパ産のパイン(赤松)材を重ねてつくられたもの。点灯すると木目を透過した温もりあふれる明かりが広がり、まるで焚き火を眺めているときのような安らぎをもたらしてくれる。天然木ならではの経年変化より飴色へと変化し、時を重ねるごとに愛着も増していくことだろう。ナチュラルカラーのほか、深みのあるダークブラウンもあり。

問い合わせ
YAMAGIWA
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ヴァーナー・パントンの傑作。
ルイスポールセンの
「パンテラ フロア」

画像: 「パンテラ フロア」<φ50×H129cm>¥171,600/ルイスポールセン COURTESY OF LOUIS POULSEN

「パンテラ フロア」<φ50×H129cm>¥171,600/ルイスポールセン

COURTESY OF LOUIS POULSEN

 有機的なフォルムや大胆な色使いなど、北欧デザイナーとしては異彩を放つ、デンマークのデザイナー、ヴァーナー・パントン。ルイスポールセンの「パンテラ フロア」は、1971年にパントンがデザインした「パンテラ」シリーズのフロアライト。ドーム型のシェードはインパクトも抜群で、オブジェとして置くだけでも空間に遊び心を添えてくれる。

画像2: COURTESY OF LOUIS POULSEN

COURTESY OF LOUIS POULSEN

 アクリル製のシェードから放たれるのは、グレアフリーのやわらかな光。下向きの光は支柱とトランペット型のベースで反射し、周囲にやさしい明かりが広がっていく。
 誕生以来、さまざまなカラーが登場したが、現在はこちらのホワイトバージョンのみ。2020年にアップデートされたモデルで、乳白色のシェードに影ができるのを防ぐ、ディフューザーシェードが加わり、より美しい明かりの演出を可能にした。時代とともに進化を続けてきた名作ランプで、冬の夜時間を心地よい明かりで照らして。

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ルイスポールセンストア 東京 / 大阪
TEL 03-5413-6166 / 06-6616-8880
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好きな方向を照らせる、
GUBIの
「マルチライトフロアランプ ブラスベース」

画像: 「マルチライトフロアランプ ブラスベース」(シャイニーブラス)<W39(φ36)× H148cm>¥275,000/GUBI(トリシュナ・ジバーナ) COURTESY OF TRISHNA JIVANA

「マルチライトフロアランプ ブラスベース」(シャイニーブラス)<W39(φ36)× H148cm>¥275,000/GUBI(トリシュナ・ジバーナ)

COURTESY OF TRISHNA JIVANA

 真鍮のベースと、アイコニックなシェードを合わせた、GUBI(グビ)の「マルチライト フロアランプ ブラスベース」。デンマークのデザイナー、ルイス・ヴァイスドルフが、1972年にデザインしたランプシリーズのひとつで、シェードの半球体部分は二分割されており、それぞれを動かすことで、光の方向を自由に調整できるのが特徴。セットする角度によって光のみならず、その姿もさまざまに変化する。

画像: 写真中央の2つ、クロームベース版もあり COURTESY OF TRISHNA JIVANA

写真中央の2つ、クロームベース版もあり

COURTESY OF TRISHNA JIVANA

 シェードのカラーは、「シャイニーブラス」、「ソフトブラックセミマット」、「ホワイトセミマット」からセレクト可能。美しい外観と機能性をあわせたランプで、気分やシーンにあわせた光のインスタレーションを楽しみたい。

問い合わせ
トリシュナ・ジバーナ
TEL. 03-3234-3971
公式サイトはこちら

ガラス×真鍮のホテルライクな照明。
フリッツ・ハンセンの
「クラム フロアランプ」

画像: 「クラム フロアランプ」<φ40×128cm>¥272,800/フリッツ・ハンセン COURTESY OF FRITZ HANSEN

「クラム フロアランプ」<φ40×128cm>¥272,800/フリッツ・ハンセン

COURTESY OF FRITZ HANSEN

 コペンハーゲンを拠点に活動するデザインスタジオ、アーム&ルンドによるデザインで、2019年に誕生したフリッツ・ハンセンの「クラム」シリーズのフロアランプ。オパールガラスでできたシェードは、その名の通り、“二枚貝”の造形をモチーフにデザインされたもの。オパールガラスと真鍮の組み合わせも美しく、置くだけでラグジュアリーホテルのようなエレガントな空間を演出してくれる。

画像: COURTESY OF FRITZ HANSEN

COURTESY OF FRITZ HANSEN

 点灯するとふんわりとした温かな光を空間全体に拡散。シェードの美しいフォルムが浮かびあがり、リラックスムード漂う夜時間へと誘ってくれる。長く使うことで色が変わっていく真鍮の経年変化も楽しんでみてほしい。

問い合わせ
フリッツ・ハンセン 東京
TEL. 03-3400-3107
公式サイトはこちら

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