BY MASANOBU MATSUMOTO

銀座の街に古くから佇む建築を改装してできた「ボンポワン ギンザ」の外観
2017年6月30日、フランス発のラグジュアリー子ども服ブランド「ボンポワン」のアジア初となるコンセプトストア「ボンポワン ギンザ」が東京・銀座にオープンした。
パリにアトリエを持つこの「ボンポワン」が、長く、ボーダレスに愛されているのには、理由がある。アーティスティック・ディレクター、クリスティーヌ・イナモラートによる物語のあるデザイン。クラシックなフレンチレースや、子どもにも安心で心地よくオーガニックなファブリック選び。縫い代が見えないパイピング仕上げやミリ単位でのパッチワークなど、職人技が効いたディテール。まさにクチュールの矜持に満ちたものづくりに、子どもも大人もすっかり魅了されてしまうのだ。

アーティストの田中健太郎氏が描いた桜の木が室内を彩る
この「ボンポワン ギンザ」では、クリスティーヌによる全コレクション(新生児からベビー、ボーイ、ガール、大人向けのYAM Bonpoint、そしてジュエリー、スキンケアまで)がラインナップに。また、コンセプトストアならではの空間デザインも見どころで、店内2階には、アーティストの田中健太郎氏が、ブランドを象徴する桜の木を壁一面に描写。「ボンポワン」らしい、ポエティックなムードを添えている。
本ストアのオープンを記念して、ロングセラーであるフレグランス「ボンポワン オー ドゥ トワレ」の特別ボトルや、陶器コレクションを先行発売。限定商品として「ボンポワン オー ドゥ トワレ」の香りを配合したフレグランスキャンドルが登場するほか、塗り絵やカード作りなど、過去に好評だった、子どもと一緒に楽しめるワークショップもここで開催される予定だ。

発売 30周年を記念した特別ボトルのフレグランス「ボンポワン オー ドゥ トワレ」を先行発売。
<300ml> ¥37,000

チェリーのイラストをあしらった陶器コレクション。
プレート ¥9,000 ボウル ¥7,500 カップ ¥6,000

「ボンポワン ギンザ」限定発売のフレグランスキャンドル。リバティ柄のコットンバッグがセットに。
<大> ¥10,500 <小> ¥6,700
PHOTOGRAPHS: COURTESY OF BONPOINT
ボンポワン ギンザ
住所:東京都中央区銀座7-7-1
営業時間:11:00〜20:00(日曜は〜19:00)
電話:03(6274)6460
公式サイト