ハイジュエリーとアート、両者にはともに珠玉の夢が宿る。アーティスト田辺ヒロシが描く夢の翼に乗って、5つの煌めく物語が地上に舞い降りる

ARTWORKS BY HIROSHI TANABE, EDITED BY HIROKO NARUSE

画像1: 夢の翼にのせてーー。
ジュエリーとアートが紡ぐ
珠玉の物語

 ハイジュエリーの物語をめぐる夢の旅は、ギリシャ語で色と声を意味する言葉を組み合わせた名前を持つ、“クロマフォニア ネックレス”から始めよう。世界中の多様な文化、伝統と歴史、過去と未来。そんなさまざまな要素をミックスし、めくるめく色彩のパレットで表現した、カルティエの新作ハイジュエリーコレクション“コロラトゥーラ”。それを象徴するこのネックレスは、あえてラフな感覚を重んじて選んだ不規則なバロックシェイプの22個のエメラルドが、新しい美のあり方を暗示するかのようだ。民族衣装に着想を得たというデザインは、アフガニスタン産エメラルドの深みのあるグリーンを基調に、スピネル、マンダリン ガーネット、ターコイズなどで鮮やかに彩られ、時空を超えて、身につける人を異国の空へと誘う。

“コロラトゥーラ”
クロマフォニア ネックレス
<WG、エメラルド計199.02ct、スピネル、マンダリン ガーネット、
ターコイズ、オニキス、ローズカット ダイヤモンド、
ブリリアントカット ダイヤモンド>(参考商品)

カルティエ カスタマーサービスセンター(カルティエ)
フリーダイヤル: 0120-301-757

画像2: 夢の翼にのせてーー。
ジュエリーとアートが紡ぐ
珠玉の物語

 可憐な花の香りに誘われて、愛らしいハチドリが空から舞い降りる。そんな一瞬を、美しくも躍動感たっぷりのリングに昇華。彫刻のようなフォルム、緻密なセッティング、今にも羽ばたきそうな軽やかさ。この表現を可能にするのは、ブシュロンの宝飾職人の最高の技術力だ。ヴァンドーム広場にブティックをオープンした最初のジュエラーとして知られるブシュロン。先見の明の持ち主、初代フレデリック・ブシュロンは、宝石を最も美しく輝かせる光を求めて、ブティックの最上階にアトリエを開いた。彼の意思を受け継ぎ、現在も同じ場所で制作を続けるメゾンの職人たちの思いもまた、ジュエリーに宿るひとつの物語として私たちを魅了する。

“ホピ ル コリブリ”
リング
(上)<WG、YG、イエローベリル(ミニマム35ct)、
ダイヤモンド計4.51ct、イエローサファイア、エメラルド>¥9,300,000
(下)<WG、PG、モルガナイト(ミニマム36ct)、ダイヤモンド計4.38ct、
ピンクサファイア、ブルーサファイア>¥11,600,000

ブシュロン カスタマーサービス(ブシュロン)
TEL. 03(5537)2203

画像3: 夢の翼にのせてーー。
ジュエリーとアートが紡ぐ
珠玉の物語

 1920年代、プライベートヨットは最高のラグジュアリーの象徴だった。マドモアゼル シャネルは、恋人の第二代ウェストミンスター公爵が所有する大型のヨット“フライング クラウド”で、たびたび一緒にクルーズに出かけた。大富豪の英国貴族でありながら控えめを好む彼のセンスにインスパイアされたマドモアゼルは、次々とシンプル&シックなデザインを生み出した。彼女がヨットの乗組員の服やベレー帽を女性用のワードローブと組み合わせたように、“フライング クラウド”コレクションは、ハイジュエリーの世界にカジュアルで生き生きとした海のイメージを投影する。浮き輪に想を得たイヤリングは、カーブドカットのラピスラズリの紺青と、揺れるパールの白の対比が鮮やか。身につけるだけで、風を切って大海原を行くイメージにわくわくさせられる。

“プレシャス フロート”
イヤリング
<K18WG、ラウンドカット ダイヤモンド2個/計1ct、アコヤパール、
ラピスラズリ、ブリリアントカット ダイヤモンド171個/計0.96ct>
¥5,157,500(参考価格)

シャネル カスタマーケア(シャネル)
フリーダイヤル: 0120-525-519

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