観客を笑顔にし、時には涙を誘い、心を揺さぶる綾瀬はるかの演技は、まっすぐなマインドからくるもの。飾らない素顔を時折見せる彼女には、カルティエの時代を超えて愛されるハイジュエリーがよく似合う

BY MICHINO OGURA, PHOTOGRAPHS BY MITSUO OKAMOTO, STYLED BY MEGUMI YOSHIDA, HAIR BY ASASHI AT OTA OFFICE, MAKEUP BY UDA, MANICURE BY AYAKA TANAKA

画像: ネックレス「パンテール ドゥ カルティエ」〈ダイヤモンド、オニキス、エメラルド、ホワイトゴールド〉¥122,760,000(参考価格)・リング「パンテール ドゥ カルティエ」〈ダイヤモンド、エメラルド、オニキス、ホワイトゴールド〉¥37,356,000(参考価格)/カルティエ カルティエ カスタマー サービスセンター TEL.0120-1847-00 コート¥1,090,100/バレンシアガ バレンシアガ クライアントサービス TEL.0120-992-136

ネックレス「パンテール ドゥ カルティエ」〈ダイヤモンド、オニキス、エメラルド、ホワイトゴールド〉¥122,760,000(参考価格)・リング「パンテール ドゥ カルティエ」〈ダイヤモンド、エメラルド、オニキス、ホワイトゴールド〉¥37,356,000(参考価格)/カルティエ
カルティエ カスタマー サービスセンター TEL.0120-1847-00 

コート¥1,090,100/バレンシアガ
バレンシアガ クライアントサービス TEL.0120-992-136

画像: ハイジュエリー ウォッチ〈サファイア、ダイヤモンド、WG〉¥150,480,000(参考価格)・リング〈サファイア、ダイヤモンド、Pt〉¥180,840,000(参考価格)/カルティエ カルティエ カスタマー サービスセンター TEL.0120-1847-00 ハット¥143,000(予定価格)/セリーヌ セリーヌ ジャパン TEL.03-5414-1401

ハイジュエリー ウォッチ〈サファイア、ダイヤモンド、WG〉¥150,480,000(参考価格)・リング〈サファイア、ダイヤモンド、Pt〉¥180,840,000(参考価格)/カルティエ
カルティエ カスタマー サービスセンター TEL.0120-1847-00 

ハット¥143,000(予定価格)/セリーヌ
セリーヌ ジャパン TEL.03-5414-1401

 幾何学的に配したダイヤモンドのブレスレットに、大ぶりなクッションカットを施したサファイアが6石連なる。中央のオーバル型ブリオレットカットサファイアを持ち上げると時計の文字盤が現れる仕組みも、メゾンの美意識を物語る。ハイジュエリーと時計を行き来するデザインは遊び心にも満ちている。マダガスカル産のどこまでも深いロイヤルブルーのサファイアリングは、石の魅力をソリテールで堪能したい。

画像: ネックレス〈ルビー、ダイヤモンド、Pt〉¥277,200,000(参考価格)・ソリテール リング「1895」〈ルビー、ダイヤモンド、Pt〉¥146,520,000(参考価格)/カルティエ カルティエ カスタマー サービスセンター TEL. 0120-1847-00 ピンクノースリーブドレス¥550,000/アライア リシュモン ジャパン アライア TEL.0800-500-2777

ネックレス〈ルビー、ダイヤモンド、Pt〉¥277,200,000(参考価格)・ソリテール リング「1895」〈ルビー、ダイヤモンド、Pt〉¥146,520,000(参考価格)/カルティエ
カルティエ カスタマー サービスセンター TEL. 0120-1847-00

ピンクノースリーブドレス¥550,000/アライア
リシュモン ジャパン アライア TEL.0800-500-2777

 透明感のある肌にひとさじの艶を加えるのは、ハイクォリティなルビーの存在感。肌に寄り添うようにしなやかに作られたネックレスはペアシェイプのダイヤモンドが連なり、デコルテを彩っている。モザンビーク産のクッションカットのルビーが光を取り込み、ドラマティックに輝く。

画像: 「パンテール ドゥ カルティエ」イヤリング〈ダイヤモンド、オニキス、エメラルド、YG〉¥10,098,000(参考価格)・同 ブレスレット〈ダイヤモンド、オニキス、エメラルド、YG〉¥42,504,000(参考価格)・同 リング〈ダイヤモンド、オニキス、エメラルド、YG〉¥17,028,000(参考価格)/カルティエ カルティエ カスタマー サービスセンター TEL. 0120-1847-00 ニットドレス¥569,800/アライア リシュモン ジャパン アライア TEL.0800-500-2777

「パンテール ドゥ カルティエ」イヤリング〈ダイヤモンド、オニキス、エメラルド、YG〉¥10,098,000(参考価格)・同 ブレスレット〈ダイヤモンド、オニキス、エメラルド、YG〉¥42,504,000(参考価格)・同 リング〈ダイヤモンド、オニキス、エメラルド、YG〉¥17,028,000(参考価格)/カルティエ
カルティエ カスタマー サービスセンター TEL. 0120-1847-00

ニットドレス¥569,800/アライア
リシュモン ジャパン アライア TEL.0800-500-2777

 1914年にカルティエの歴史に初めて登場し、その後メゾンのエンブレムにまで高められたパンテール(豹)。1933年からクリエイティブディレクターを務めたジャンヌ・トゥーサンが特に愛したことから、彼女を彷彿とさせる自由な精神を象徴するモチーフとしても知られる。2匹のパンテールを立体的に描いたデザインのブレスレットはパワフルさをも感じさせて。

綾瀬はるか スペシャルインタビュー

 撮影当日、スタジオに入ってきた瞬間の気負わないスタイルも、スタッフが見守る中でハイジュエリーを身につける、やや緊張感漂うときであっても。綾瀬はるかは国民的な俳優として誰もが知る存在でありながら、隣にいてくれそうな親近感をも同時にまとえる稀有な人だ。以前インタビューした際に、自分らしくいられるコツを聞くと、「子どものように、無邪気でいる状態を忘れないでいたい」と答えてくれたことがあった。どんな現場でも、周囲の声を聞き、初めて触れるものに心を動かし、一緒に創作することを楽しむ。そんな姿勢や心が根本にあるからこそ、私たちは彼女の演技に共感するのかもしれない。

 2026年は映画『人はなぜラブレターを書くのか』『箱の中の羊』と続き、10月には『ファーストボイス』の公開が待機している。記憶に新しいのは、今年5月の第79回カンヌ国際映画祭だ。是枝裕和監督による『箱の中の羊』で主演を務めた彼女は、ブラックドレスにカルティエのダイヤモンドのイヤリング、ブレスレットとリングという出で立ち。レッドカーペットで群を抜く優美さとシンプリシティを放っていた。
「ドレスを着て、ヘアメイクをきちんとしていただくことで素敵にはなれるのですが、まだどこか自信をもつことはできなくて。そこにハイジュエリーをつけることで一段、パンッと切り替わる感じがありますね。ジュエリーの輝きに力をもらえるし、より気持ちを上げてくれる存在なのだと思います」  
 この日の彼女もまた、シンプルなスタイリングにハイジュエリーを身につけ、いっそう凜としたたたずまいを見せる。等身大の大人らしさが引き出され、もともと透きとおるような肌が、さらに輝きを増したように感じられた。

 重要な役どころの映画作品が続き、充実した年となっているが、最新作『ファーストボイス』で綾瀬は困っている人を放っておけず、お金にならない案件ばかりを受けてしまうお人好しの弁護士・朝日道子を演じている。
「道子は自分のやりたいことや信念をもちながら、プライベートでは子育てもしています。どちらにも妥協せずに向かっていく姿は演じながらカッコいいなと思いましたし、目標があるからこそ輝いて見えるのだろうなと。私自身は目標を立てても、想像どおりにいかないことのほうが多いので、事前に決めすぎないで身を任せるタイプですけどね。あまりとらわれずに、いつもニュートラルでいたいなと思っています」

画像: ネックレス〈エメラルド、ロッククリスタル、ブラックオニキス、ダイヤモンド、WG〉¥273,240,000(参考価格)/カルティエ カルティエ カスタマー サービスセンター TEL.0120-1847-00 ジャケット¥500,500・スカート¥260,700・ブラ(参考商品)/ボッテガ・ヴェネタ ボッテガ・ヴェネタ ジャパン TEL.0120-60-1966

ネックレス〈エメラルド、ロッククリスタル、ブラックオニキス、ダイヤモンド、WG〉¥273,240,000(参考価格)/カルティエ
カルティエ カスタマー サービスセンター TEL.0120-1847-00

ジャケット¥500,500・スカート¥260,700・ブラ(参考商品)/ボッテガ・ヴェネタ
ボッテガ・ヴェネタ ジャパン TEL.0120-60-1966

 カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品された『箱の中の羊』では、失った息子の姿をしたヒューマノイドを迎える建築家の母、という役を演じた綾瀬。現代の生きづらさや家族のあり方の多様性など、社会性のあるテーマに取り組んだ。俳優として演じることと、実社会の生活者として考えることの境界線はあるかと聞くと、「意外に境界線はないんです。その役を演じることで私生活に活きることも多いですし、私生活での感覚が役に活きることもあるので、その境界線は私にとってはないのかもしれないです」と言う。この答えも彼女のニュートラルさを表しているといえるだろう。

 ひとつひとつの仕事と丁寧に向き合いながらキャリアを積み重ねてきた25年以上もの時間が、彼女の揺るぎない美しさをかたちづくっている。それはハイジュエリーができあがる過程にも似ているのではないだろうか。地球の深い地層に眠る石を探しあて、職人たちの手によって丹念に磨きあげられ、カットが施される。人が手にするまでには、想像を絶するほどの時間と手仕事の技が込められているからだ。この日身につけたカルティエのハイジュエリーも長い工程を経て生まれるものだという話をすると、自身の体験と重ね合わせた。
「20代のときに主演を務めた大河ドラマ『八重の桜』の現場では、リハーサルの際に各部署のスタッフが自由に意見を出し合える雰囲気がありました。ある俳優さんが台本について納得がいかないと伝えると、その場にみんなで集まって深夜まで話し合って、試行錯誤して、こんなパターンならどうだろう?と変更を重ねたことも。ひとつのものを作るために、時間をかけられるというのは贅沢なことなんだと気がつきました」

 さまざまな役柄をつくりあげてきた綾瀬に、未来をどんなふうに描いているかと聞くと、地に足のついた答えが返ってきた。
「なるべくいらないものを手放して、軽やかに生きていきたいと考えていますね。日々のなんでもない幸せを楽しめる自分でいたいんです。最近あった小さな幸せなのですが、実家に帰省したとき、祖母たちが農業をやっているので、自分たちで作ったもので料理をしていただくということの幸せを感じることができたんです。日が昇るとともに起きて、夜の訪れとともに休む。東京に戻るとまた元の時間の流れ方に変わり、すぐにそれに慣れてしまうんですが。そんなシンプルな暮らしには憧れますね。あ、もしかしたら、これは小さな幸せではなくて、大きな幸せかもしれませんね」

時間をかけてものを作ることができるのはとても贅沢で素敵なことなのだと思います

綾瀬はるか(あやせ・はるか)
広島県出身。2000年に芸能界デビュー。2004年放送のTBS系ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」で注目を浴び、TBS系「義母と娘のブルース」「天国と地獄 ~サイコな2人~」、CX系「元彼の遺言状」、NHK大河ドラマ「八重の桜」、映画では『レジェンド&バタフライ』(2023年)、『リボルバー・リリー』(2023年)、『ルート29』(2024年)、『人はなぜラブレターを書くのか』(2026年)、『箱の中の羊』(2026年)など、多くの作品に主演・出演している。10月2日(金)より映画『ファーストボイス』が公開予定。

ジュエリーお問い合わせ先:カルティエ カスタマー サービスセンター
TEL. 0120-1847-00

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